人って言うのは二度死ぬんだよ。
個体が潰えたら一度目の死。
そこから先、まだ生きているんだ。
死んでも、誰かが自分のことを思ってくれている。
誰かが、自分のことを記憶に残している、
時折語ってくれる。
これがある限りは、生きている。
そして、この世界中で、
誰一人として自分のことを覚えている人が
いなくなったとき、
二度目の死を迎えて人は死ぬんだよ。
自分はいま生かされている。
それは、一緒に姉と生きてる。
死んだ父・母とも一緒に生きてると
本当に思い込んでる。
それがしゃべりの原動力になっている……
〜 永六輔 〜
人は二度死ぬ時を迎える。
深くて良い言葉ですね。
魂は永遠。
そして今生で生きた経験は魂に深く刻まれる。
感謝に溢れてこの世を去る時を迎えたいものですね。
日々に感謝しながら。