欲しかったんだ、そうなんだ。
先日のロシア皇帝の至宝展、物販コーナーにて。
いろいろ見ていると、母がにこやかにやって来ました。
「あのね、向こうに中に人形がずっと入ってるやつがあるの~」
「ああ、ロシア名物だからね」
そんな会話をした後再び。
母、マトリョーシカコーナーに消える。
しばし後、また私の側に。
「ねぇ、赤と黄色と青、どれがいいと思う?」
それはもう、にっこにこな笑顔で。
衝撃でした。
えぇ!?お母さんてば、マトリョーシカ欲しかったの!
確かに、マトリョーシカは可愛い。
でもそれと母とを繋ぐ線は今まで全く見えてなかったもので。
あまりに動揺したのと、母の無邪気な欲しがりっぷりに思わず「あ…じゃあ…買ってあげる」と呟いてしまいました。
長年の夢が叶って、しかもプレゼントしてもらって母はニコニコ。
家に帰ると即行で飾ってました。
マトリョーシカガールズを。
売り場の人によると、たれ目で睫が長いものは昔ながらの顔。
私的には次女が美形だと思いますが如何でしょう?
そして、小さくなるにつれて顔がこけしに似ていくと思うのは私だけ?