JW二世の自然消滅の難しさ
※自然消滅とは、排斥や断絶とは違い、集会へ参加しなくなっただけのエホバの証人のことを示します。
エホバの証人は、親や長老だけでなく、もちろん組織も若者にバプテスマを勧めています。
若い人が尋ねるでも、このように、バプテスマの大切さを述べています。
ポイントはコレです↓
救われるためにバプテスマが必要
全てはこのためにJWの親達はバプテスマを受けさせようとします。
しかし、そもそも聖書のどこに未成年の子ども達がバプテスマを受けていないからといって、滅ぼされると書いてあるのですか?
それが仮に本当だとして、そんな残虐で愛のない神様いりますか?
若い人が尋ねるの『バプテスマになかなか踏み出せません』という、もっともらしい題名で書かれている内容は、全てバプテスマを勧めるものです。
最後のまとめでは
結局…
みんな受けてるから受けなさい。
エホバのために受けなさい。
あなたにはその資格がある。
エホバを崇拝することは大切。
はい、洗脳!!
子どもの頃にバプテスマを受けてしまったがために、大人になり考え方が変わったとしても、辞めたくても辞められない、もしくは逆に辞めたいから、わざわざ排斥にされるようなことをしなければならないのです。
JW二世には自然消滅が難しい
JW一世なら、集会へ行かないようにすれば済む話で、しかも会衆の人たちに会うのが嫌なら引っ越すことだって出来ます。しかし、二世は違います。例え集会へ行かなくなったとしても、親元を離れたとしても、親との縁は切れないので、ずっと監視されるのです。
罪を犯していないかどうかを!
ものみの塔1997年8月15日号をご覧ください。
最後の文章は恐ろしですね…
『見たり知ったりしたのに、それを報告しないでいることによって罪を犯した場合、その者は、そのとが(←罪のこと)に対する責めを負わねばならない』
我が子の罪を見たり知ったりした場合、それを報告しなければ、親も罪を負う事になる
長老は会衆内の重大な悪行について知った場合、その人を裁く責任がある
例えば、JW二世が自然消滅したくて親元を離れ、全く集会へ行かなくなり、バリバリ働き普通に生活して、JW以外の人と婚約したとします。親に報告し、挨拶に行きますよね!
はい、JWの親は、それを長老へ報告。
長老は、そのJW二世を審理委員会で裁く責任があるので、呼び出します。
そこでは、婚前交渉はあったのか、など根掘り葉掘りセクハラされます。質問に答え、罪を告白し悔い改めなければ排斥です。
例えば、同じくJW二世が自然消滅したくて親元を離れ、全く集会へ行かなくなり、バリバリ働き普通に生活していた時に、親族が亡くなったと連絡が来たとします。
葬儀に出席し、みんなと同じように香典袋を渡してお焼香をして帰ったとします。
それを知ったJWの親が長老に報告。
長老は、そのJW二世を審理委員会で裁く責任があるので、呼び出します。呼び出しに応じない場合も排斥です。
このような監視体制を敷いているJW組織。
こんな状態で、どうやってJW二世は自然消滅するんですか?結局、どっちにしろ親との縁を切るしか方法は無いんです。親との縁を切らずに宗教を辞めることができないのがエホバの証人の親を持つ子ども達の現状です。
追記:当たり前ですが、殺人、暴行、強姦、児童虐待など犯罪行為を目撃した場合は、もちろん、長老ではなく、警察に通報すべきです!