自分が病気になってみて | ソシオエステティシャン江頭裕美のブログ

ソシオエステティシャン江頭裕美のブログ

フランスでは、30年前から活動が始まっているソシオエステティック。
日本では、まだまだ認知度が低く、一人でも多くの方に知っていただければと、このブログを始めます。

1年半以上振りのブログ再開です。


先月、50歳の誕生日を迎えたばかりの私ですが、
2年程前から、更年期の症状に悩まされるようになりました。


ホットフラッシュに始まり、めまい、耳鳴り、貧血etc
とうとう更年期うつのような状態になり、電話もメールも受け付けられず、ベッドの上から起き上がることもできなくなりました。
まるで、自分が底無し沼に引きずり込まれるような感覚でした。


でも、一番ショックだったのは、ソシオエステティシャンという仕事をし、病気に対する知識もあり、実際の患者様に寄り添って来たつもりでいた自分自身を思い知らされた事でした。


そう、わかっているつもり、知っているつもり、寄り添っているつもりだったのです。


身体の老いや病気は、自分でコントロール出来るものでは無いし、ましてや、一人で解決出来るものでもありません。


そんなあたり前だと思っていた事が、自分の身に降りかかって初めて『腑に落ちた』のです。


そして、最後に1か月間の入院生活の後、ようやく、元の自分に戻ることが出来ました。



入院前に先生から、「身体きつくなかったと?すい臓も肝臓もはたらいてないよ。この状態やったら、いつ倒れてもおかしくなかったよ」
と言われました。



その時にフッと思いました。



「ああ、助けていただいた命なんだ。」
これからは、1日でも永く生きて、ソシオエステティシャンを続けていこうと。



実は、それまでの私は、自分は、早く死ぬと思っていました。叔父達も短命でしたし、周りの人達からも、「人の2倍のスピードで生きてるから、そんな生き方してたら、早死にする」と言われてましたし。



でも、「まだ、やる事あるでしょ。まだ、こっちには来れないよ。」と言われたような気がしたのです。



いよいよ、ここから、第2章の始まりです。


今回、ブログ、フェイスブックの再開にあたり、皆さんのブログを拝見し、ソシオエステティックで検索すると、多くの記事が出て来て、本当に嬉しくなりました。


私も、最初に始めた責任を持って、次のステップに進んで行きたいと思います。