花粉症 | ホリスティックファーム便り 「都心で楽しむ自然」 

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自然農法の野菜・ハーブを取り入れたライフスタイル

今年は1月ごろからスギ花粉の飛散を体感していました。

花粉症の私にとっては長い3カ月でしたが、もうすぐ解放されます。

ただ、ヒノキのアレルギーのある方はもうしばらくの辛抱ですね。


自然療法では、花粉症(アレルギー症状)が出現する2か月ほど前から免疫力を高めるためのアプローチが必要とされています。


私の場合は、花粉症の症状が出ていない時期はついつい気を抜いてしまい、症状が現れてから焦り始めるという習慣になっています。

次年度はこの習慣から抜け出したいと思います。



花2か月前から始めるアプローチとして・・・


とにかく免疫力を高めること!

エキネセア・チョウセンニンジンなどハーブやハチミツなど、免疫力を高めるものを摂取することが大切です。

精油を使うなら、やはりティートリーがお勧めです。



花症状が現れる2週間ほど前から・・・


ビタミンP(ビオフラボノイドといわれ正式にはビタミン類ではありません)を摂取すると、ヒスタミンを放出する細胞膜が安定し、症状が和らぐといわれています。

ビタミンPが入った植物にはローズヒップ・ソバ(ルチン)などがあります。



花花粉症が始まってしまったら・・・


症状を和らげるハーブとしてはイラクサ(ネトル)が最もポピュラーです。

その効果は科学的な研究からも判明しています。

そのほかには、エルダフラワー・カモミール・ペパーミントなども症状を和らげるのに役立ちます。


私の場合、イラクサはフリーズドライになった錠剤タイプのものを使用します。

エルダーフラワー・カモミール・ペパーミントは香りがいいので、香りを楽しみながらハーブティーとして飲んでいます。ここにラベンダーを少し加えると寝る前のお茶としても最高です。


また鼻の粘膜ピリピリするときは、カモミールメリッサ(レモンバーム)・ラベンダー・ユーカリラジアータ(ユーカリは粘膜への刺激が強いので少なめに)などの精油を熱湯に加え蒸気吸入します。

これらの精油はマスクに付けても良い感じです。



花食事療法の視点からは・・・


乳製品は粘液の生産を促進してしまうので出来る限り取らない方が賢明です。

反対に、ビタミンA・C・亜鉛・カリウムを多めに摂取します。


補足ですが、鼻が痒いときには、鼻うがい(水の食塩を加えたもので)をすると楽になります(好き嫌いがあるかもしれません)。


ただ、アレルギー症状には個人差があるので、ある人にはものすごく効くハーブも、他の人には全く効かないことがあります。

安全性を考えながらも、いろいろ試して、自分の体質や症状にフィットする植物を見つけたいです!