きょう、久々の太陽が雲から顔をだしたとき、時刻は3時。
あと15分もすれば日没という時間だった。
周囲を山に囲まれた、すり鉢の底のような我が家は1日が早すぎる。
そして五時すぎには、漆黒の世界へ。
勤め人はまだ職場で働いている時間である。
まだそんな時間だというのに、日暮れと共に農耕民族は夕食を摂る。
都会のクリスマスイルミネーションの代わりに、お隣さんのイチゴハウスと
息子の大葉のハウスが煌々と定時刻に点灯する。
救いのともしび。
これがなかったら本当に暗黒の世界である。
ここの住民が車で帰宅する以外は、車すら通らない。
サイレント・ナイトは聖夜だけではない、毎晩だ。
クリスマスソングは流れないけど、鳥獣の鳴き声はこだまする。
幼子がいない家庭には、クリスマスもただの12月25日。
日照時間が短いわりには、ここのお年寄りはみんな長生きである。
外部との摩擦が少ないわりには、痴呆も少ない。
大昔からの農耕的な生活は一番人間的で健康な暮らし方かもしれない。
はい、前置きが長くなりましたが
今日は「香駿セカンド」の紹介。
正直、9月末の2018ティーフェスまで、味も香りも特徴が少なくとても売りにくさを感じていたこの紅茶。
あれから二ヶ月、さなぎが蝶に脱皮するかのような変身ぶり。
ドヤ顔の園主が目に浮かび、思わず振り払う。
熱いお湯を注ぐと甘く蜜のような香りが立ちこめ、とろりとしたまろやかな味わいが余韻を残す。
作り方がよければ、時間と共に熟成していく紅茶。
こんな紅茶にわたしはなりたい!! 笑
人生を省略したわけでもないのに熟成という過程を飛び越して、老化へとさらに劣化へと変化していくわたくし。
腐敗する前に
♫時間よ~止まれ~♫
在庫、いよいよ残り少なくなりました。
冬に飲む「夏摘み香駿」、いかがでしょうか?
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ぎりぎりまでお歳暮、クリスマスギフトも受け付け中!!
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