また寒くなりましたね。
気づけば明日はもう2月やし!!
台所の床がブカブカになってきました。
流し台も錆たり、取っ手が外れたり、クロスも剥げたり黒ずんだり。
そりゃそうでしょ。
私が嫁に来るときにリフォームしていただいたのだから
30年経つもん。
思い切って再リフォームすることにしました。
そしたら、お姑さんがあそこもしたい、ここもせんばと言い出して
今日は急遽、断捨離の日となった。
どこの農家にも必ずある、開かずのお部屋に、
何十年ぶりに足を踏み入れ、荷物の仕分け作業。
子供の引っ越しのたんびに増えたガラクタの入った段ボールの数々
50年前の布団、毛布、座布団
お姑さんの嫁入り箪笥と結婚式の着物や紋付き袴。
大爺様、大婆様の私物、過去の栄光賞状、写真。
ま~~~でるわでるわでるわ。
断捨離の定義
ときめく~ときめかない
ときめく~ときめかない
では始末できない重厚な歴史がある。
物のない時代、日々の暮らしを辛抱して辛抱して買ったものばかりであろうから。
すべての物に敬意を払ってダンプ3台分処分した。
いい帯みっけ。
お茶会の設えによさそう。
大爺様は習字の通信講座に申し込んでたらしくまだ新品の、習字道具一式がでてきた。
これはちゃっかり、わたしがもらっておいた。
どこかにへそくりがあるんじゃないかと期待してたけど、一円もなかった。
引き出しには大爺様婆様の写真が溢れ、過去の事が次から次に苦渋と共に
蘇ってきた。
明治生まれの祖父母は、本当に本当に厳しくて恐い人だった。
何から何まで管理下におかれていた。
ずっとずっとよその家に居候している気分だったわ。
3世代同居やもんね、自分の居所すら見つけられず、毎日今日はなにを注意されるのか
オロオロオロオロして暮らしていた。
ふう~、今夜は夢に出てこらすばい。
「おが、(俺が) 大事なもんばなんでんかんでん失しててから!
習字道具はやらんとぞ!」
っていわすど。
ときめく、ときめかないっていえばこれはどうする?
園主の若かりし頃の写真 笑
たぶん、二十歳くらい?
ふん。
踏み絵に出されたら、迷わず踏みつけてやろうじゃないか。
こんなに捨ててもまだまだある我が家の品々。
でもなんだか、過去がすこうしだけ軽くなった気がしないでもない。
毎度、くだらぬブログを最後までめげずに読んでくださってありがとうございました。