かねてより私は魔女の宅急便が大好き
海沿いにある小高い丘の上にパン屋を開くというのが高校生の時の夢だったくらい
魔女の宅急便の舞台となった街は諸説あるのですが、クロアチアのドブロブニクという街がその一つです
いつか行ってみたいなぁ。けど遠いなぁ。高いなぁ。
夢のまま終わらせていいのか自分に尋ねたところ、no！だったので行くことにしました笑
珍しく計画的に、気候も良く、観光客が多くなる前を狙って計画しました
もちろんこんなとこに誘える友人はいないので一人です
当時、ヨーロッパ周辺はパリのレストランで爆破があったり、テロが起きていて、緊張が高まっており、家族にも渡航を反対されたのですが、日本にいても明日死ぬかもしれないので行くことにしました
実際私が使用したイスタンブール空港では時間差で爆破テロがありました
宿は安全なところでとお願いされたので、かなり良いホテルにしたのですが、当然立地も素晴らしく、最高でした
なんせ、途中で疲れたら昼寝しに帰ったり充電なくなったら充電しに帰れたからｗｗ
当時はやっとＷｉ-Ｆｉが普及してきていて、何か調べたくなったらＷｉ-Ｆｉありの看板のあるカフェに入っていました
Ｗｉ-Ｆｉないと観光客呼び込めないしね
前置きが長くなったけど、渡航録始めます
（2016年6月）
今回のクロアチア行きは、ボスニアヘルツェゴビナに入国し、現地ドライバーによりモスタルという街へ行き散策し、クロアチアへは陸路で入国するというプラン
トルコで乗り換えてボスニア行きの飛行機に乗るんですが、まったく日本人がいなくなりました。
ボスニアへ入国する際は完全に浮いていました。
明らかに人種が違う方たちの中で一人ちんちくりんの女でした。
ちょっと怖くなってきて、入国の理由は「Sightseeing」だ！！と中高で習った程度の英語を心の中で練習してました。
が、結局一言もしゃべらず入国できましたｗｗｗｗ
現地ドライバーがいるはずなので探していたところ、屈強な男が「〇〇（私のfirst name）」と書いた紙を持っていました
あまりに怖いし違うだろと思って通り過ぎたけど、「いやいやまじかよ」と思い引き返し、それでも怖いので信じられず手配書を確認し、やっと信じることができました
ここからモスタル経由でクロアチアまでおよそ６時間の長旅ですが、同乗者はいないようでした
ミニバスに乗っていくのかなぁなんて思って駐車場へ行くと、「これだよ」と案内されたのは、普通の自家用車
「え！！！！！私、誘拐される、殺される」と思いました。
「前でも後ろでも好きなほうに乗って」と言われて「もちろん、後ろで！！！」と答えました。
まったく知らないボスニアを初対面の現地人と自家用車に乗っていて、景色を見ながらこのまま変なところへ連れていかれて殺さるのかなぁなんて少し考えていました。
けど、このドライバーめちゃくちゃ親切な方だったんです
英語が喋れない私のためにとても分かりやすい英語で話しかけてくれたり、眠くなってくるとラジオの音量を弱めてくれたり、途中のガソリンスタンドでジュース買ってくれたり、お菓子くれたりしました
デートみたい❤️
めっちゃ気遣い素晴らしい☆☆
そうこうしているうちにモスタルに着き、1時間ほど散策しました。
美しい古都です
石造りの建物がたくさん気候の影響が大きい日本では見られない建物。
しかし、比較的最近まで戦争があった国々。
勉強も心構えも必要です。
これは私が撮影してないのですが、この橋は有名ですよね
ここに行きました🥳
モスタルを出発し、山道をどんどんどんどん進みます
ずっと一本道で、何もなく山道を何時間も走ります。かなり奥に国境の関所がありました。
よく考えると自家用車で陸路で入国は島国日本からは考えられません。貴重な経験です
次回、アドリア海の真珠 クロアチア～ドブロブニク編～