三歩歩いて思い出す -4ページ目

感謝

たった一つの出会いが運命を分ける
もしそれが運命なのならば
私はこの運命を感謝したい


何もかもを捨てた私を見つけてくれた
ちっぽけで何も出来ない自分を必要としてくれた
だから今の自分がある
この道にゴールがあるとすれば
私はまだ一割も走ってない
それでも再びスタートラインに立つチャンスをくれた
照れくさくて言えなかった「ありがとう」がそこにはある


去り際に言ってくれた「頑張れよ」は
嬉しさと悲しさと初めて味わった不思議な気分だった
いつだって「サヨナラ」しかなかったから
最後の最後まで自分の味方でいてくれた
私もいつかあんな大人になりたい


別れの涙を初めて経験した
悲しくなんて無いのに、声も出る事無く涙があふれてくる
でも、それが嬉しかった
自分も心の底から信じてた証拠だから
この出会いが私の未来を輝かせる事を今はただ願ってる


いつか再び二人の運命が交差する日が来るのなら
その時は笑顔で会いたい
そしてお互いの成長を見せ合いたい
全く違う道を歩むけど、
それでもいつまでも私は信じ続けるから


「ありがとう、お元気で…」


<後記>
今日、一人の上司が退職しました
もっと長く一緒にいたかった、人でした
私は劣等感の象徴のような生き方をしてきました
そんな私に光をくれた人です。
たった数カ月の付き合いで多くの力を貰いました
『一番期待してるから』
そんな言葉を最後に言ってくれた上司に私は心から感謝しています。

頑張る事。

頑張る事。誰のため?
頑張る事。何のため?
頑張る事。もう疲れた
頑張る事。もう頑張れない…


誰にだって必ずある、挫折する時が
その時目を逸らさずに前を見れた人だけが
見る事が出来る景色がある
その景色が奇麗に見えれば見えるほど
また、頑張れる


伝えたい思いがある、伝えられない現実がある
恋する気持ち、感謝の気持ち、信じる気持ち
心配な気持ち、大切な夢、醜い本音
誰だって心の深くに押し込めて生きてる


言ってしまえば楽になる
でも、その答えが心の底から恐く感じる
だから人は行動でシグナルを送ってる
「おねがい気付いて」って
「おねがい分かって」って
自分でも気付かないシグナルを


本当の自分を知ってもらいたい気持ちがある
自分の素直さ、自分の弱さ、自分の軽率さ
本当の笑顔、本当のテンション、本当の憂鬱
でも出来ない。
「守りたいから、隠したいから、恐いから」


そうやって作った第二の自分を捨てられない
まわりの人が知ってしまったら
どんなにラクだろう、どんなに楽しいだろう
どんなに幸せだろう
そう知ってるから人は本当の友達や恋人
家族には本当の自分を見せる
心の底から大事な人だから、心の底から信じてる人だから



頑張る事。
そこには苦悩しかない、でもその先を信じてるから
人は頑張れる。
本当の自分が一番輝く、その一瞬の為に。




P.S. 皆さまへ
私が初めて自分と向かい合って
自分の言葉で書いた詩です
詩というよりは自分の心の叫びなのかもしれません
でも、もし共感や響いた人がいるならば
そっと、その気持ちを心にしまってください。

メッセージ

※この詩はたった一人のために送ります


いつかまた迷うだろう。
道に、答えに、判断に
その時はとてつもなく強い孤独感を味わうだろう
でも、信じてほしい
その向う側には達成感や安心感
そしてそれを支えた全ての人の
愛情、友情がある事を
だからこそ耐えて欲しい
それが辛ければ辛いほど


心折れそうな時は何度もあるだろう
でも負けないでほしい
自分を信じろとか誰かを信じろとか
そんな偉そうなことは言えない
でも、必ず一緒に戦ってくれる仲間がいるのだと


どんなに離れてても、直接会話が出来なくとも
必ず見守ってくれている人はいる
だからこそ、その時は鏡の中の自分を見て
「やるしかない」って魔法をかけるんだ
そして、その先の事を考える
全てが終わった後の事を


もしそれで自分が晴天の青空の下に居るような
晴れやかな気持ちになれたら、必ず乗り越えられる
それでも、心折れそうな時は仲間を頼ればいい
人は無力だ多くの人が考えているよりもっともっと無力だ
ちっぽけでただ広い地球の一つの細胞でしかない


ただひたすら考えればいい
自分が笑顔でいれる方法を…


Message From Koudai