家出しようと思った日 | ADDかも…そらちのブログ☆

息子は、何かあっても、なくても、私を叩く。

メガネを触られるのが嫌なのを知っていて、あえてメガネを叩き落としてくる。

3歳児に叩かれるのが、こんなに痛いとは知らなかった。

毎日毎日、ちょっと思うようにいかなかっただけで、癇癪を起こす。

食事中、座っていられない。

もう13キロ近くあるのに、歩かないから抱っこばかりで、私の肩と首はパンパン。


そんな、疲れた私。

息子に、「おもちゃ、片付けよー」と言って、ブロックを箱に片付けて、箱をしまおうとしたら、息子が「ブロックで遊ぶー!!」と言い出した。

「とりあえず今散らかってるおもちゃを全部片付けてから、遊ぶおもちゃ決めようよ」と私が言うと、案の定、癇癪を起こして暴れ出した息子。

そしたら夫が、「違うんだよなー。そうじゃないんだよ。」と私に言った。

「片付けるって言ったらダメだよ。嫌がるから。」と言って、息子に「パトカーどーれだ?」と言ってミニカーを探させ、見つけたらおもちゃ箱を指差し「はい!せいかーい!ここに入れて!」と言って、どんどん息子にミニカーをおもちゃ箱に入れさせた。

息子は大喜びで、お片付けをしたというわけだ。

片付いた部屋を見せて、「ほらね。こうしたらいいんだよ」と夫は言った。


私は、部屋にこもった。

これからは、夫と息子の2人で暮らせばいいのだ。

毎日毎日、息子に叩かれて、息子をそんなにしたのは私の育て方が下手なせいと言われ、もう嫌になった。


その後、夫は息子を連れて出かけた。

その間に家を出ることもできた。

家を出て、一人暮らしに戻り、邪魔されずに好きなだけ寝るんだ。

ただ、ひたすら寝て、好きなことして。

そして、元気になった時、また息子に会いたいと思うんだろう。


この家を出るということは、死ぬと決めたと同じだ。


「あなたが、そこにいるのがそんなにも辛いのは、自分が誰からもリスペクトされていないと感じているからでしょう?」

というようなことを、本で見て、ああそうだ…と思った。


家庭でも職場でも、なんだか自分の必要性を感じない。

みんなが、アイツはできない奴だと思っているようなことしか出来ていないのに、なんで私は、こんなに疲れて辛いんだろう。


こんなに疲れて、自分を犠牲にしているのに、どうしてこんな結果しか出ないんだろう。


やっぱり私は、無能なんだ。

自分の育児を卑下する時、息子のことも卑下しているようで2倍悲しくなる。