再手術が終わり、先生と話してる最中に寝落ちして…
次に目が覚めた時は
もう消灯時間(22:00)を過ぎた
真っ暗な一般病棟の部屋にいました。
(あれ…?ICU…じゃない…?)
と思いながら、目を上下左右にぐりぐり動かして辺りを確認していると
「あ、目覚めました?」
と声が聞こえ、目を向けると看護師さんがいました。
「痛みとか無いですか?」
「…はい。…吐き気とか…めまいも感じません…」
手を写真の様にして
『手も動きます』アピールしながら
答えていました。
「ちょっと眩しいですけど、我慢してくださいね〜」
ペンライトで瞳孔反射のチェック。
特に問題無し。
「お疲れ様でした。無事に終わりましたからね。今日はもうゆっくり眠てくださいね。」
「はい…ありがとうございます…」
手術前の恐怖感はもう無く、麻酔が抜けきってないのか
とにかく『やたら眠い』
状態でした。
それにしても
これで全身麻酔を計2回、経験した訳だけど
あの
『意識が落ちる』
感覚はすごいです。
全く抵抗できません。
抵抗する気なんてサラサラ無いんですけど😅
「…途中で麻酔切れて、目が覚めたりしたら……😨」
全身麻酔を経験するまではそんなことも考えていましたけど、杞憂でした。
入院前に会った友人が以前お伝えした通り
数年前に内臓系の大病を患っており、全身麻酔経験者。
無事に退院した彼に会った時
「アレすげーよ?ほんと急に意識無くなる。ラリホーより効くぞ。」
などと力説してくれてました。
聞いた当時
「いやそもそもラリホー食らった事ねぇよw」
なんて答えてましたけど
大げさでも何でもなく
彼の言った通りでした。
全身麻酔の効き具合は
『まるで魔法』
これが一番、私の中でしっくりくる感想です。
暗い病室で自分の周りを可能な範囲見ていると
室内の明かりが消え、常夜灯が着いてる程度の明かりしか無いけど
最初の術後から続いていた
・視力低下
・ピントボケ
・鳥目
これらが改善しているのが分かりました。
(あ…やっぱり目、治ってる…)
素直に嬉しかったです😂
頭を触るとホッチキスの針が刺さってる…
(これ抜くの痛ぇんだよなぁ…)
と思いつつ
そのまま手を体に滑らしていくと
首に結構な太さの点滴の針が刺さってる…
(首に点滴は初めてだな…)
そして首からネックレスのようにぶら下げてられてる
水風船のような物体…
見ると中には少量の赤い液体。
(?なんだこれ?薬?)
その物体からは細い管が伸びていて、伝っていくと頭頂部らへんに刺さってました。
後にこれは『ドレン』だと教えられました。
頭に余計な血液、水分が溜まって圧迫してしまうのを阻止するためそれらを排出させるものでした。
水風船の中に入ってた薬だと思ってた赤い液体は
『点滴された薬液と血が混ざった余計な水分』
でした。
そうこう確認してる内に眠ってしまって
気が付くと次の日の朝。
食欲もあり、食事も普通にできました。
にしても絶食し終えた後の食事はとんでもなく美味しいです🤤
『病院食は美味しくない』
と前述の友人からも散々聞かされてましたけど、普通に美味しかったです。
ただ、サラダ、豆腐、フルーツ等が
キンキンに冷たかったです😨
3月にこの冷たさは普通にきつい。
知覚過敏の私は他の温かい料理の蓋の上に冷たい料理が乗った皿ごと載せて、ちょっと温めてから食べました😅
食事を終えて、歯磨きをしようと考えていると
看護師さんが寄ってきて
車椅子を持ってこようとしてくれましたが
「立ってみていいですか?」
と伝え、看護師さん付き添ってもらい立って歩いてみました。
最初の術後は自力でスッと立つのも一苦労だったのですが
今回は特に苦もなく立って歩けました。
体の痛みも何もありませんでした。
体の動きも会話もスムーズにできたからか、今回の術後は一切リハビリがありませんでした。
…それはそれで暇になっちゃって困るんですけどね😅
とにかくトイレもシャワーも一人でOKな状態で安心しました。
今回は2週間程の入院だし、このままいけばすんなり退院。
うまくいけばバイクで友人と桜を見に行けるかもしれない!
なんて事を考え、ウキウキしていました。
…ですが
術後3〜4日目ぐらいから
謎の高熱(38℃以上)が出るようになってきました…🥵
続きはまた後日。

