夫の日々〜癌と共に | 泣いても笑っても私らしく〜夫と娘達プラスたろう

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令和3年2月に夫が膵臓がんで亡くなりました。
悲しみや不安、次女の摂食障害これからの事、色々ありますが素直な気持ちをつぶやきたくて
ブログを始めました。
宜しくお願いします。


続きです。


がんセンターへ通院してから


担当医から黄疸の数値の報告。


黄疸の数値が少しずつ悪化していた


普通なら動けないほど辛いらしいのに


夫はゆっくりながらも1人で歩く事ができた。


受診後、ベッドで横になって休みませんかと


看護師に言われても


「大丈夫です」と断る夫だった。


ここまで悪化しているとやる事が無いので


これからの事を考えましょうと言われた。


介護保険の申請、緩和病棟の話など、


説明を受けた。


ここまでは泣く事もあったが、とにかく必死だった。


介護保険の申請中、


家では介護ベッドをレンタルする事にして


二階の部屋にお願いした。


ずっと腰痛が続いて、布団だとかなり痛みが


あったのだ。


これなら少し楽に眠れるかもしれない。


夫も喜ぶ。


しかし、介護ベッドでも、夜中の腹痛は


頻繁にあった。その度に起き上がる。


痛みに耐えながらも、私には平気な顔を見せる


そこまで頑張らなくても良いのに。


痛み止めを服用してもこの痛みは続いた。


訪問看護、訪問医療のお世話になる手続きも


進む。


がんセンター最後の通院日が近づいてきた。