【人間の心理】「そんなこと知らんがな、お前勝手にやれよ」 | 【シンクロニシティ】出会い、めぐり合い、人生は素晴らしい!

【シンクロニシティ】出会い、めぐり合い、人生は素晴らしい!

「よっちゃん」です。
人生は不思議です。
「シンクロニシティ」の世界です。
偶然は無いです。
人生、出会いで変わります。
新しい出会いを探しませんか?

不思議に思うことがあります。

 

くどいくらい言ってるんですが、

人間は「感情の生き物」ですよね。

 

理屈では分かっていても、

感情ではついていけない。

 

理屈では正しいんだけど、

「あいつが言ってるから反対だ」

てなことが多いわけで・・・

 

反対もある。

なんだか良くわかんないけど、

「あいつが言うんだから、やってみよう」

てなこともある。

 

団体戦で仕事をする場合、

中心になる人がどちらかで、

ずいぶんと力の出方が違う。

 

 

 

人間は感情で動くから、

「誤解」も多いわけで。

 

第一印象で、

「あいつは嫌い」

となっている場合が多いし、

 

何気ない行動が、

冷たくされた、無視された、お高くとまっている、

なんて思われて、嫌われる。

 

 

ここらへんは、中心になる人の努力不足だね。

 

人間、面と向かって話せば、誤解が解けることが多い。

誤解が解けた場合は、かえって関係が強くなる場合が多い。

 

だから、団体、組織の中心にいるリーダーは、

自己開示が大事だね。

 

 

ありのままの自分を知ってもらう。

失敗談なんかは、一番良い。

 

一番いけないのが、気取ること。

自分がリーダーなんだから、何でも知っていなければならないと勘違いし、

知ったかぶりすること。

 

最悪なのが、

自慢話と「俺が上」と言う傲慢な態度。

 

 

心がどちらを向くかで、

団体の力は方向が180度変わる。

 

リーダーはその努力が必要。

所詮、一人ではできないんだから、

みなの力を合わせて、ベクトルを同じ方向へ持っていくことに、

最大の力点を置くことが大事と思う。

 

 

それが、バカなリーダーは、

 

・俺が上でお前が下。

・威張る、傲慢、命令をする。

・手柄を横取り。

・上には良い顔、もみ手で愛想笑。

・情報独占。

 

典型的だね。

 

 

リーダーが一番恐れなければならないことは、

「そんなこと知らんがな、お前勝手にやれよ」

となることである。

 

見てないようで、みんな見ています。

 

 

それで、組織、団体をまとめる上で、一番大事なことは、

「情報の共有」

だと思います。

 

 

仲間との情報に格差があると、

そもそもの議論の土台が違うことになります。

 

リーダーより優秀な人はいくらでもいます。

 

その人たちに十分な情報が行きわたってないと、

判断の材料が無いので、本来の力が出せませんよね。

 

それで、

「そんなこと知らんがな、お前勝手にやれよ」

てなるんですよね。

 

結局、リーダー一人で孤立無援と言うのが多すぎて笑える。

 

 

 

 

こんな話があります。

 

「お前は無能な経営者だ」

 

10人の記者団に詰め寄られた、

ヘンリーフォード(フォード自動車の創業者)は、

「それではそれぞれ質問をしなさい」と答えました。

 

10人の記者団は、

ォードが答えられそうにない質問をそれぞれしました。

 

するとフォードは10か所に電話を入れ、

全ての質問に答えました。

 

「やっぱり、お前は答えられないじゃないか!」
すぐに記者から責められましたが

 

「私は答えられないが、答えられる人を知っている」
とフォードは答えたそうです。

 

 

これが団体戦の強さですよね。

 

昔と違って、今はいろんなツールがあります。

 

少し前ならメーリングリスト。

今なら、LINEのグループ機能、やFacebookのグループ機能など。

 

ためしに、自分に直につながる、スタッフとグループを組んで、

機密すれすれまでの情報を共有して、

いろんなことを投げかけてください。

 

皆、仲間であり、頼られていると感じ、

協力してくれる度合いが変わります。

 

そして、スタッフに権限を与えてください。

 

「これは、君に任せるから、責任を持ってやってくれ」

 

人間は、頼られると、信頼されると、一生懸命やってくれるものです。

 

 

田中角栄氏は、44歳で大蔵大臣になったとき、

こんなことを言っています。

 

 

「私が田中角栄だ。
ご承知の通り小学校高等科卒だ。

諸君は天下の秀才揃いで、財政のエキスパートだ。

しかし、私は素人ながらトゲの多い門松をくぐってきたので、

実際の仕事の要領は心得ている。

仕事を上手くやるには、互いのことをよく知ることが大切だ。

大臣室のドアはいつでも開けておくから、
上司の許可は得なくても良いので話に来てくれ。

出来ることはやる。出来ないことはやらない。
仕事は思いっきりやってもらいたい。

責任はこの田中が持つ。以上。」

 

一気に、心を掴んだようだ。

 

気取ったり、知ったかぶりをしたり、

もともと、ありもしないプライドを持っているから、

うまくいかないんですよ。

 

誰もそんなプライド、すごいと思っていません。

特に若輩者が、上から目線でものを言うのは、

残念だが、いくらキャリアがあっても、受け入れてはくれない。

 

 

心をオープンにして、

気取らず、知ったかぶりをせず、

先輩、目上、年上を立てて、

自分にあるすべての情報を共有して、

心をこめてお願いしてごらん。

 

元来のバカ以外は、協力してくれますよ。

 

孤立無援、孤軍奮闘は、

あなたが、どこか間違っているんですよ。

 

 

僕は53歳のおっさんですが、

いささか、人間集団のコツを心得ている。

しかし、この間もなく34歳になる青年の、

その「夢」と「ロマン」に傾倒している(笑)

 

この青年 → http://ameblo.jp/yumetgn/entry-12184890090.html

 

「・・・みなさん。

この新潟県と群馬県の境にある三国峠を切り崩してしまう。

そうすれば、日本海からの季節風は太平洋側に抜けてしまい、越後には雪が降らない。

みなが、大雪に苦しむことはなくなるのであります。

切り崩した土砂? 土砂は日本海へ持っていく。

日本海を埋め立てて、佐渡と陸続きにさせてしまえばいいのであります」
(田中角栄28歳の時の演説)

 

こんなことを言う青年リーダーがいたら

楽しそうじゃないですか(笑)