――――――――――――――――――――――― ■使い続けて行く社会の実現を目指したい ☆2024年7月25日発行 ――――――――――――――――――――――― こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。 不動産業者を中心とした「国家財閥連合軍」が まだ使える建物を 解体(スクラップ)および新築(ビルド)して 国民に多額の負担を強いている実態です。 「スクラップ&ビルド 国家財閥連合軍の陰謀」 https://scene-ex.jp/L2485/b0/2t7511 ゆめたか大家のKindle作品一覧はこちらです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/3t7511 ゆめたか大家の今までの道のりはこちらです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/4t7511 ――――――――――――――――――――――― ■本文 ――――――――――――――――――――――― 私は先日、空き家起業家・椙田拓也さんの 以下の動画を拝聴させていただきました。 【未来】2040年確実に起こる問題がヤバすぎる 日本人全員が苦しむ「2040年問題 https://scene-ex.jp/L2485/b0/5t7511 内容としては 少子高齢化によって 年金や医療がひっ迫するので その対策をという話だったのですが この動画の最後の7:00以降に ものすごく重要な事が語られていると思いました。 「(古い建物を)実用的な現役の建物として 使い続けて行く社会の実現を目指したい。」 「ヨーロッパではそういったことができている。 古い建築物をずっと使い続けている。」 「日本では新築至上主義で お金儲けのために メーカーとか、銀行とか、国とか そういう経済の胴元が躍起になって 新築は作る。古い住宅は取り壊したい。 そんな思惑でやっている。」 「そうじゃない!」 「2040年問題のためには 刷新するだけじゃなくて リメイクしていくという概念を入れていくのが エコやSDGにも大切。」 私は椙田さんのこのお話に 心から共感したのでした。 2024年5月には 空き家が900万戸あると報道されました。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/6t7511 そして椙田さんがおっしゃったように これには 不動産業者、金融機関、保険会社、政府からなる 「国家財閥連合軍」が深く関わっています。 「スクラップ&ビルド 国家財閥連合軍の陰謀」 https://scene-ex.jp/L2485/b0/7t7511 欧米では家を100年使ったりしますが 日本は特殊で 新築神話を流布することにより 古い建物は壊して(スクラップして) 33年ごとに新築する(ビルドする)事ができれば 不動産業者を中心とした国家財閥連合軍は 100年の間に3回儲けることができるので みんな躍起なのです。 以下に書かれているように アメリカの住宅売買は 新築20%、中古80%です。 (日本は新築80%、中古20%です。) https://scene-ex.jp/L2485/b0/8t7511 そしてこの売買が成立するのは 金融機関が融資をするからです。 だからアメリカの金融機関は 中古物件を後押ししていると言えます。 しかし日本の金融機関は 古い物件に対する融資を渋ります。 また日本では 以下の国土交通省の資料に書かれているように リフォームによる価値向上を 評価しないことが多いです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/9t7511 つまり日本では古い建物に対して ・金融機関は融資を渋る。 ・リフォームしても評価されない。 のです。 家を100年使うのに対して 33年でスクラップ&ビルドさせる事ができれば 国家財閥連合軍は3倍儲かりますが 木材などの材料も3倍消費します。 だからこれは浪費に当たると思います。 このためエコやSDGという観点からも 国家的に浪費を防いで 少子高齢化社会に備えるためにも 「スクラップ&ビルド」はやめるべきで そのためには金融機関を含めた 国家的な取り組みが必要だと思うのでした。 今回は 「使い続けて行く社会の実現を目指したい」 と題して 椙田拓也さんの動画をご紹介し また自分の考えを書かせていただきました。 今回の内容が参考になりましたら 以下を応援いただければ幸いです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/10t7512