――――――――――――――――――――――― ■バブル崩壊で売却損1億円以上 ☆2024年7月4日発行 ――――――――――――――――――――――― こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。 「金持ち父さん 貧乏父さん」の教えを整理し また日本とアメリカの違いを踏まえて 日本で応用する際の注意点をまとめました。 「金持ち父さん 貧乏父さん」 「ロバート・キヨサキさんに学ぶ ロバート・キヨサキさんの弊害」 https://scene-ex.jp/L2485/b0/2t7441 ゆめたか大家のKindle作品一覧はこちらです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/3t7441 ゆめたか大家の今までの道のりはこちらです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/4t7441 ――――――――――――――――――――――― ■本文 ――――――――――――――――――――――― 私は先日 「バブル絶頂期の不動産投資の本」 https://scene-ex.jp/L2485/b0/5t7441 と題して 現在では考えられない本をご紹介しました。 ところがその後 「バブル崩壊で売却損1億円以上」 を被った女性税理士さんの本を読み さらにぶっ飛んでいると思いましたので 以下の本をご紹介させていただきます。 「巨富を築くための不動産投資」 (アマゾン) https://scene-ex.jp/L2485/b0/6t7441 (楽天) https://scene-ex.jp/L2485/b0/7t7441 これは女性税理士である匹野房子さんのご著書で 2014年に発行された本なのですが バブルの時代にご自分がやらかした失敗を ありのままに書かれており 私は目を疑いました。 以下は、匹野さんが損切りで売却した 5つのワンルームの詳細です。 昭和63年(1988年)に2800万円で購入。 家賃75000円、返済240000円、金利8.4% 平成4年(1992年)に1800万円で売却。 平成2年(1990年)に3000万円で購入。 家賃80000円、返済250000円、金利8.3% 平成5年(1993年)に1100万円で売却。 平成2年(1990年)に4960万円で購入。 家賃80000円、返済250000円、金利8.4% 平成4年(1992年)に2700万円で売却。 平成3年(1991年)に3960万円で購入。 家賃80000円、返済270000円、金利8.4% 平成6年(1994年)に820万円で売却。 平成3年(1991年)に4040万円で購入。 家賃80000円、返済270000円、金利8.4% 平成7年(1995年)に750万円で売却。 この5つのワンルームを合計すると 以下のようになりました。 ・取得価格合計1億8760万円 ・家賃合計39万5000円(表面利回り2.1%) ・返済合計128万円(返済割合324%) ・売却価格合計7170万円 ・売却損合計1億1590万円 この狂乱ぶりに 私は言葉を失いました。 利回り、返済割合、金利、売却損など 全てが別世界だと思いました。 そしてこういった事を 慎重であるはずの女性で しかも計算ができるはずの税理士さんが行ったとは 信じられませんでした。 匹野さんはこの売却損を埋め合わせるために 経理の人材派遣を行い 1年半で数千万円稼いだそうです。 このようにして 1億円を超える売却損を被った匹野さんでしたが 不動産投資を辞めることはなく その後は2000年までに 1500万円以内で 借地の戸建て2つと 東京都北区の借地のアパート1つを 購入されました。 そして2002年には 東京都中野区の再建築不可3室のアパートを 購入されました。 そして最終的には 「地方一棟高利回り家族向け木造アパート および信頼できる管理会社」 に行きつくのですが これは石原博光さんと同じ事を おっしゃっておられると思いました。 また今回は載せませんでしたが 借金についての考え方や 投資で成功できる人についての考え方は 女性らしく ありのままを語っていらっしゃると思いました。 今回は 「バブル崩壊で売却損1億円以上」 と題して 女性税理士である匹野房子さんのご著書を 紹介させていただきました。 「巨富を築くための不動産投資」 (アマゾン) https://scene-ex.jp/L2485/b0/8t7441 (楽天) https://scene-ex.jp/L2485/b0/9t7441 成功本や自慢本は多いですが この本はその逆で バブル崩壊による不動産投資の失敗を ありのままに伝えてくれる 貴重な本だと思いました。 今回の内容が参考になりましたら 以下を応援いただければ幸いです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/10t7442