――――――――――――――――――――――― ■買い付けの取り下げは大切 ☆2023年2月27日発行 ――――――――――――――――――――――― こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。 私が最初に購入した物件の 買い付け・融資・契約・物件引き渡し・初期管理 をまとめました。 「不動産取得編」 https://scene-ex.jp/L2485/b0/2t5361 ゆめたか大家の今までの道のりはこちらです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/3t5361 ――――――――――――――――――――――― ■本文 ――――――――――――――――――――――― 今回は 「買い付けの取り下げは大切」 と題して 私の思う所を書いてみようと思います。 物件を買う場合は 「内見」→「買い付け」→「契約」→「引き渡し」 となるのが一般的です。 そして「買い付け」の段階であれば 取り下げが可能なのですが これを行うと不動産業者との信頼関係が壊れて 以後、物件情報をもらえなくなります。 だから「買い付け」を出した後は 買主としてはキャンセルしにくいのです。 しかしこれを逆手に取って 不動産業者はある「仕掛け」をして来ます。 ・1000万円と思われる物件を 700万円で売りに出す。 ・問い合わせが入るので「買い付け」を書かせる。 ・その後に買主に以下のように伝える。 (不動産業者) 「本日、物件のあいさつ回りに行った時に ご近所さんから聞いたのですが 今回の物件は建物の中で人が亡くっており 事故物件だそうです。」 (初心者買主) 「え~?それじゃ困ります。 キャンセルできますか?」 (不動産業者) 「それはこちらも困ります。」 これで不動産業者は 物件の売買を成立させるのです。 そもそも不動産業者は 事故物件であることを知っていたので 1000万円と思われる物件を 700万円で売りに出したのであり 「買い付け」の後に 事故物件である事を知ったというのは嘘なのです。 「事故物件」以外にも 「買い付け」の後に知らされる情報として 以下のようなものがあります。 「建物未登記」、「増築未登記」 「建ぺい率・容積率オーバー」 「43条但し書き」、「再建築不可」 「擁壁」、「がけ条例」 私だけでもこのほとんどを経験していますので これは不動産業界の常套手段だと思います。 こういった場合は 買い付けのキャンセルを考えるべきですので 今回の題名は 「買い付けの取り下げは大切」 としたのでした。 以下に書かれているように 不動業者が購入を焦らすような常套句を使ってでも 買付証明書を書かせようとするのは ・一旦書いてしまえば なんとかなるだろうという考えと ・一旦書いてしまえば申し訳ないと感じ 断ってこないだろうと考えているからです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/4t5361 このため、特に不動産の初心者さんは 「業者の罠」に ひっかからないようにしていただければと思い 今回の文章を書きました。 その他、追記をしておきます。 ・物件情報の新着お知らせメールを見て すぐに業者に連絡を入れたのに 「お話が入っています。」「売れてしまいました。」 ・その後、他の不動産業者だけでなく 株の予想情報業者、仮想通貨の極秘情報業者から 電話がかかって来るようになった。 (説明) 物件情報を問い合わせる時は 名前、電話番号、メールアドレスを入力しますが 「おとり物件」を使ってリストを集めている業者です。 売買物件の情報を集めて顧客に売るのではなく 顧客情報を集めて他の業者に売っています。 今回は 「買い付けの取り下げは大切」 と題して 私の思う所を書いてみました。 今回の内容が参考になりましたら 以下を応援いただければ幸いです。 https://scene-ex.jp/L2485/b0/5t5361