築古物件の修繕費は本当に多額? | 【ゆめたか大家】ゆめたか大家の本文ブログ

【ゆめたか大家】ゆめたか大家の本文ブログ

住宅ローンで10連敗した我が家ですが、融資を受けて築古木造物件買い進めて、10年で富裕層と呼ばれるまでになりました。私の「今までの道のり」と「10周年記念出版」は以下です。(訪問者プレゼントもあります)http://bit.ly/yumetaka-history

築古物件の修繕費は本当に多額?


☆20113日発行

―――――――――――――――――――――――


こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。



東京の某金融機関における


賃貸用不動産の収支シミュレーションと


融資を受ける人の資産背景の評価はこちらです。


「東京の某金融機関の物件評価・資産評価」


 (エクセルソフト付き)


https://mailzou.com/get.php?R=107259&M=25048



ゆめたか大家の「今までの道のり」および


バックナンバーのまとめはこちらです。


http://bit.ly/yumetaka-history



ゆめたか大家は


経理・会計・税金ブログランキングに参加しています。


http://bit.ly/yumetaka-ranking


―――――――――――――――――――――――

本文

―――――――――――――――――――――――


が連載した


「国家財閥連合軍」による


「スクラップ&ビルドハラスメント」という


「日本の不動産業界の体質」については


大きな反響をいただきました。



アメーバブログでは


以下のように「リブログ」していただいたのでした。



スクラップ&ビルド日本の不動産業界の体質1


経済最優先政治の結果、


 私たちがどれだけいろいろなものを


 無駄(犠牲)にしてきたか。


https://ameblo.jp/sglmama/entry-12458443407.html



スクラップ&ビルド日本の不動産業界の体質2


不動産屋の焦りか、ここ数年、


 スパンがもっと短くなっているような気がします。


https://ameblo.jp/sglmama/entry-12459373502.html



その他、SNSでもメッセージやコメントをいただき


メールマガジンでも返信をいただいたのでした。



「スクラップ&ビルド」という


日本の不動産業界の体質により


私のような築古物件派は


常に「脅迫」を受けるのですが


「やっぱりね」とか「私もです」のような


コメントやメッセージをいただいたのでした。



築古物件に対して多額の修繕費を要求し


大家をうんざりさせて、建て替えへ持ち込もうとする


「スクラップ&ビルドハラスメント」ですが


今回は


築古物件の修繕費について


書いてみようと思います。



一般的に、築古物件は


多額の修繕費がかかることが言われています。



寺尾恵介さんは


8年間の経験を振り返って


「建物の老朽化と修繕費用に無頓着だった


と述べておられます。


https://www.nomu.com/pro/column/terao/27.html



築古物件に修繕費がかかるという話は


物件の種類(木造、RC)によりません。



村田幸紀さんは


最初、築14年の木造アパートを買いましたが


多額の修繕費を繰り返し要求されたあげく


サブリースを打ち切られています。


(サブリース打ち切りも


 スクラップ&ビルドの一環ですよね。)



椙田拓也さんは


最初、築20年のRCマンションを買いましたが


多額の修繕費を繰り返し要求されてうんざりし


わずか半年で売却されています。



しかし少数派ながら


必殺大家人さんのように


「築古を恐れるな。」


という人もいるのです。


https://www.rakumachi.jp/news/practical/70116



必殺大家人さんは、このコラムの中で


以下のように書いておられます。


築40年50年って


 給配水管や躯体の老朽化など


 多額のメンテナンス費用が掛かって


 大変ってイメージありませんか?


実際問題として


 滅多に突発的事故って起きないモノです。


 私の場合で約400戸所有していますが


 夜間に断水などで呼び出される事って


 年1回くらいです。



これは全く正反対の事が書かれている訳ですが


私は物件を買う前や、不動産投資の初期は


どちらが本当なのか、全くわかりませんでした。



しかしある程度、経験を積んだ今


皆様にお伝えできることがあります。



必殺大家人さんの


「築古は恐れるな。」


正しいのはこちらだと思います。



私は不動産投資を始めて7年になりますが


「築古だから」というトラブルには


一度も遭遇したことがありません



だから「築古だから」という理由での出費は


1円もないのです。本当です。



この理由を自分なりに考えてみたのですが


現在は、次のように推測しています。



寺尾さんや、村田さんや、椙田さんのように


 管理会社に物件の管理をさせると


 管理会社はスクラップ&ビルド教の使徒なので


 多額の修繕費を要求する。」


必殺大家人さんのように


 物件の管理が自主管理の場合は


 不動産屋によるスクラップ&ビルドの餌食にならず


 必要な箇所にだけ必要な修繕を施すことができ


 結果として修繕費は少額で済む。」



実は私も、全物件を自主管理しているのですが


築古だから」というトラブルに


一度も遭遇したことがないのは


管理会社を入れていないからだと思います。



以下は藤山勇司さんの記事ですが


古い物件に雨漏りがあると、不動産屋は


「直してもどうせまた雨漏りするので


 いっそのこと、建て直しましょう。」


と提案して来るそうです。


https://bit.ly/2REBIQ1



しかし雨漏りの補修は


20万円を超えることはないそうです。



もっとひどい管理会社になると


必要もないのに


ユニットバスを交換させて一儲けを狙うそうです。


https://bit.ly/2U1zyqi



同じ内容を書き直しますが


築古物件に多額の修繕費が必要というのは


管理会社による「ふっかけ作り話」による所が大きく


その根底には「スクラップ&ビルド」という


日本の不動産業界の悪しき体質が潜んでいる。


というのが、現在の私の考えです。



ここから逃れるにはどうすればよいかですが


良心的な不動産屋さんが見つかれば良いのですが


探すのが面倒なら


物件の管理を「自主管理」にするのが良いと思います。



石原博光さんは、ご著書である


底辺から年収1000万超の不動産投資術


(アマゾン)

https://amzn.to/2K8LmGq

(楽天)

https://bit.ly/2K7IMQM



の中で


「とにかく工事を提案して来る管理会社とは


 手を切るように。」


と書かれていますが、これは要するに


「スクラップ&ビルド教の使徒とは


 付き合うのをやめなさい。」


という事だと思います。



ちなみに物件の自主管理ですが


「専業大家」ではなく


私のようないわゆる「サラリーマン大家」でも


可能だと思います。


(私が自主管理できています。)



「自主管理」の場合は、クレームが


入居者→大家


という経路になりますが


管理を不動産屋に任せている場合でも


入居者→管理会社→大家


という経路になるだけです。



小さなクレームは管理会社が対応してくれても


大きなクレームは大家に来ますので


結局は変わらないのでは?


と想像しています。



私は少し前に


「スクラップ&ビルドの逆利用および回避」


http://yumetaka365.blog.fc2.com/blog-entry-409.html


として、いくつかの事を書きましたが


築古物件における


多額の修繕費用との関係で


物件の自主管理も


スクラップ&ビルドを回避するために


有用だろうと考えていますので


今回、補足をさせていただいた次第です。



皆様のご参考になれば幸いです。