墓参 | 三四郎の鞄

三四郎の鞄

金沢在住。
身のまわりにあったことをつうじて、金沢の今を紹介していきます。


  

彼岸の中日に、いや彼岸のうちに行けなかったので、遅れたが墓参に行ってきた。
 
場所は野田山。
この山には市営の広大な墓地があるが、我が家の墓はその頂上付近にある。
民営の墓地だが、代々の加賀藩主の墓地のすぐ近くで、恐れ多いことに藩主の墓地よりやや高いところにある。
 
もともとは金沢の市街地の周縁に住んでおり、その近くの山の麓に先祖の墓があった。
先祖といっても祖父は長男ではなかったため、分家してそこに墓地を求めたのである。
 
しかしその場所は山の麓で管理者がおらず、雨が降ると墓の上の方から土砂が上から流れてきたり、夏場には草が茂って草刈りで大変だった。
 
そんなこともあって、平成18年に現在の場所を求めて、墓仕舞いをして移った。
その後引っ越しをしたが、墓を移したのはそれとは関係なく、それ以前のことである。
村の墓地ではなく、管理者がいる少しきれいなところをと思ったのである。
 
墓地から見下ろすと、金沢の町があり日本海を望むことができる。
かなり広い墓地であるが、この日は先客が一人あった。
 
帰り道、春休みでついてきた孫と一緒に久しぶりで「第7ギョーザ」に立ち寄った。
 

金沢の有名店で、遠くから車をとばしてやってくる客も多い。
 
ここはギョーザを油で揚げる「ホワイトギョーザ」の店である。
我が家はいつも、焼きギョーザを注文するがー
定食を頼んだが、全部は食べきれなかった。
ころっとしたギョーザが7個ほどついてきたが、半分食べたあたりから満腹感がしてきた。
年のせいか最近食が細くなってきた。
とてもおいしかったのだが、妻が残した1個を食べてくれた。
 
当たり前かもしれないが、受付から注文まですべてタブレットですることになっており、
孫がいて心強かった。
 
 お中日五色の幕が日を返す  迷亭
 
 鍵穴の古墳のかたち春の雲