我が家の小さな小さな、猫の額ほどの庭に咲いているガクアジサイ。
妻のお気に入りの色合いです。
咲いている場所が狭いので、来年はああしよう、こうしようと考えているようです。
こだわりはこれだけではなく、何回か聞いていますが、耳から耳へと抜けてしまっています。
そう、年のせいで人の言うことをかなりいい加減に聞き流す癖がひどくなっています。
そして聞いたことを忘れてしまう、言った言わないの悶着につながります。
今はまだ、いい加減に聞いていることがわかっているので、確かに聞いたことは聞いたと理解できますが、これが昂じると大変です。
だんだんと年を取っていくことは、やはり大変なことです。
ここで立ち止まったらそれまでです。
何とか散歩を続け、本を読み、俳句でも作る、これだけでも継続することが大切かなと思っています。
そうそうブログを続けることもー
漱石の俳句、「更衣」
便なしや母なき人の衣がへ
ぬいで丸めて捨てて行くなり更衣
衣更へて京より嫁を貰ひけり
1句目。便なしはいたわしい。
3句目。京は都。京に今日を掛けた。