久しぶりの更新ですが、今回は闘病では

ありません。


昔のブログを読んで頂いてる方の中には

ご存知の方もいらっしゃると思いますが

私には今年26才になる娘が1人います。


自閉症スペクトラム症候群で知的障害、

感覚過敏、ADHD…etcなど色々持ち合わせ

生まれてきました。

知的レベルは小学生中学年程度ですが、

全体的な障害としては軽度なので

自閉症ですが、コミニュケーションは

とれます。


旦那が生きていた頃、娘っちは30才を

目処に親元からの自立をさせる意味で

グループホームに入所させる予定でした。


娘っちが20才になった翌日に

旦那は亡くなりました。


そして今度は私ががんになりました。

大腸がん、ステージ4。肝転移が20個以上

ある状態で手術不可。

早急に治療が必要になり、初回は入院して

治療を行うという事で私が思った事、


娘っち、どうしよう…😰でした。


高校の寮生活以降、離れて暮らした経験も

ないし、私が入院している間娘っちの

面倒をみてくれる人もいない…💦

旦那が亡くなってからずっと 2人暮らし。

考え抜いた末、普段からお世話になっている

社会福祉協議会の担当の方に相談したところ

グループホームでのショートステイが使える

という事で入院期間中はこのサービスを

使って乗り切る事に。


娘っちが通所している職場の職員の方にも

大腸がんが見つかり、ステージ的にも

進んでいる事や入院治療が必要な事、

抗がん剤治療で寝込んで何もできなくなって

しまう可能性がある事を話して、

今後の事について相談した。


初めての事だったが、社会福祉協議会の方や

通所先の職員の方々の迅速な手配により、

手続きなどで困る事なく進められお陰で

安心して入院する事ができた。


グループホームは年々待ちの人数が増え

入所したくてもすぐに入所とはならない。

何年も待ってようやく入所となる場合が

殆どだと通所先の職員さんから聞いていた。

が、相談してから数日後に急に1つ空きが

出て押さえてありますがどうしますか?と

連絡がきた。悩む事なく 2つ返事で入所を

お願いした。


 2クール目の抗がん剤治療が始まる前の

GW中に娘っちはグループホームへお引越し

苦渋の決断だったが仕方がない。


この時点で私はエンドレス抗がん剤での

治療が軸となる予定で、この先々私の体調が

どのようになっていくのか予想もできず、

万が一の事を考えて娘っちの生活の場を

グループホームに移した。

これで私に何があっても、通所先の職員や

グループホームの職員がフォローしてくれる

例え私がいなくなったとしても娘っちが

今後生活していく上で困る事はないと

思ってはいる。


離れて生活するようになって1年が経つ

グループホームに引越しをする時も

我儘をいう事もなく笑顔だった。


「うちも頑張るから、お母さんも頑張って!」


引越しの日の別れ際に掛けられた言葉が

その後の抗がん剤治療の活力となった。


仕事を一生懸命頑張って、ここに帰って来る

事を楽しみにしている娘っち。


「お母さん、ただいま、」「おかえり!」


久しぶりに会うと照れくさそうにしている。


私にはどうしても頑張りたい理由がある。


娘っちが帰りを楽しみにしている家。

この家を絶対に失くしてはいけない!

それにはがんに勝たなければならない。

再発して厳しくなってきたけれど

娘っちの笑顔とこの場所を守る為に

諦めたくない。


娘っちに会う為に頑張れる自分がいる。

娘っちの思いやりを無駄にはしない。



長くなってしまいすみません🥹