今日で3月も終わり‼️


私の住んでいる北海道も春を感じるような

暖かさになってきた。

とはいえ桜の開花はまだ先ですが…🌸


3月は卒業や人事異動の季節である。


退院してゴロついて過ごしているところに

電話がかかってきた。

誰かと思って出たら消化器内科の主治医

からだった。


まず退院まで大変でしたね…から始まり

他愛のない話をした後本題突入👉🏻


「実はですね、僕3月一杯で病院を変わる

事になったので…」

と、ここまで聞いて

「えーーーーっ!先生本当に?😱

これから術後の抗がん剤治療も始まるし

また暫く内科で先生のお世話になろうと

思っていたのに…とってもショック😰」


なぜかすみません💦と謝ってくれる主治医

主治医が悪い訳ではないのに…


病院に限らず会社や学校もこの時期は

異動の季節。ヤダ❗️と言っても仕方ない。


思えば去年、大腸がんが見つかり

今の病院を受診してから1年が経つ。


最初の印象は最悪だった😵‍💫

愛想のない30代半ばの若手の医師🧑‍⚕️

話し方も冷たい感じが伝わってきて

正直、この先生とは合わない!

そう感じていた。


その後、この病院で再度内視鏡検査を

した時に少し揉めてしまい、ご立腹な

私は冷静な主治医を前に文句タラタラ。

それでもこの先生に治療をお願いしよう

そう思ったのは訳がある。


抗がん剤治療の前に必ず血液検査の結果

を聞くために顔を合わせるが、

そんな事があった為、雰囲気は最悪😓


何回目かの診察でCTの結果を聞く事に

なっていたが、主治医が検査に入り

終わりが未定の為、結果は電話をもらう

事になりその日はそのまま帰宅した。


翌日、主治医から電話がかかってきた。

電話の向こうから聞こえる主治医の声は

冷静に聞こえたが、CTの結果を話す声は

トーンが上がりハイテンション⬆️

電話口からでも喜んでくれている様子が

よく伝わってくるので嬉しくなった🥰


この時に主治医と話した感じから

私が思っているような人ではないのかも

しれないと思った。

もし、そうであれば電話口での口調も

もっと淡々としてるんじゃないかなと

思ったから。


この電話がきっかけとなり、主治医を

観察してみたら嬉しい時は嬉しそうだ。

慎重さもちゃんと伺えるし、何よりも

分からない事や教えて欲しい事は

ちゃんと顔を見て、絵を描きながら

説明してくれる優しさが見えた。

この主治医で良かったと思えた瞬間が

たくさんあった。


そして1回目の入院の時に長く勤めている

ベテランの看護師さんが外来にいた時の

話になり、外来の主治医が誰なのかと

言う話になった。


そこで患者の知らない一面を知った。


「あの先生は基本的にすごく真面目な

先生で、患者さんの前では冷静だけど

いない時は検査の結果見て1人で溜息

ついたりして落ち込んじゃうし、

いい時はよし!とか言いながら喜んで

患者さんに寄り添ってるいい先生。

でも、表に出せない不器用なところが

玉にキズだよね。」


看護師さんから聞いたこの話が後押しと

なり、この主治医の元、イヤこの主治医

だったからこそやってこれたのかも

しれない。若いけどいい先生だったな。


今は手術不可から手術まで進めて、

この先も一緒に経過を看てほしいと

思う気持ちと感謝の気持ちで一杯です。



先生 ありがとう‼️


私は転院する予定はないので、もし

戻ってくる事があれば元気な姿で

また会えるといいなと思います。