今日は29日に行われる手術の説明を聞いた。


手術の流れは消化管外科によるストーマ閉鎖術

その後、バトンタッチして肝胆膵外科による

肝臓の切除術になる。今回も朝からの手術で

終わりは夜8時の予定だそうだ。


ストーマ閉鎖にかかる時間は1時間30分から

 2時間くらい。

特に術式などはなく、人工肛門として使用

していた腸管同士を吻合し、手術創は完全に

閉鎖せずに自然に治癒するのを待つそうだ。

ストーマ口には細菌などの付着もあるため

完全に閉鎖すると感染の元となる場合も

ある為、閉鎖後はシャワーなどで洗浄を

しながら治癒を促すらしい。

手縫いできれいに縫合するところも

あるようだがここの病院では自然に傷が

塞がる方法で閉鎖しているようだ。

ちなみに自然治癒での術創を写真で見たが

きれいな傷跡となっていた。


そして1番気になる排便障害についても

聞いてみた。


私は高位前方切除術で大腸の切除を行い、

縫合不全防止の為にストーマを造設した。

どの位直腸が残っているかで閉鎖後に起こる

排便障害も違ってくる。

閉鎖にあたり私と同じ高位前方切除術で

ストーマ閉鎖後の排便障害について

書かれているブログや記事を探してみたが、

あるのは低位前方切除術やISRなどの術式を

行い、ストーマ閉鎖後の排便障害についての

記事が多く探す事ができなかった。

おそらく高位前方切除術で切除しストーマを

造設しその後閉鎖になると肛門から遠い位置で

縫合されるので閉鎖後の排便障害も気に

ならないか、通常に近い状態に戻れる為に

記事として残っていないのではないかと考えた

でも、ストーマ造設前に行う大腸の手術では

低位前方切除術がとても多く、排便障害に

ついては多くの方のブログや記事がとても

参考になり、閉鎖後の心構えは整ったと思う。


私の場合は直腸S状部・S状結腸がんの切除と

なってはいるものの切除箇所はほぼS状結腸で

直腸は殆ど切除していないとの事だった。

使っていなかった大腸の動きを促し、大腸を

使い始めた時に腸がびっくりしないように

栄養剤を流しゆっくりと腸を動かしている。

3ヶ月間使っていなかった大腸の動きが

落ち着くまではトイレに行く回数も多いと

思うが、腸の手術をした後にも排便障害は

おこるのでそちらに近い感じだろうという事

だった。


もし、長く続く排便障害が起こるようであれば

この場で説明します…という事だったので

術後のおトイレ事情は様子を見ながらの対処

していこうと思う。


こればっかりは未知の世界で、手術が終わって

みなければわからない。

どうなるのかな…🧐