10月の入院予定では原発巣の大腸がんと
肝臓の左葉部分切除の手術予定だった。

ところが入院中、大腸をきれいにする為に

飲んだ下剤が効きすぎて、

閉塞寸前の腸管が激しい蠕動運動を起こした為に

激痛に襲われ、痛み止めの点滴をしてもらい

2時間悶絶する…という事があった。

ストーマについては当初はマーキングは
一応するけど恐らくつかない方向で…と
聞いていた。

がっ、この不測の事態が起きた事や術後は
次の手術の為にまた抗がん剤治療を少し
やらなければならない事、そして術後の
縫合不全を防止する為大腸にかかる負担を
少しでも減らす為にストーマの造設は
避けられない状態になった。

私のストーマは回腸ストーマといって

小腸から造られていて一時的なストーマになる。

来年1月の手術で閉鎖する予定になっているので

実質は3ヶ月間のストーマ生活になる。

本来回腸ストーマは右側に造られる事が

殆どらしいけど私の場合、

子供の頃に盲腸の手術をしていて

割と大きめな手術痕が位置的に邪魔しているので、

左側の1箇所に決めてマーキングされていた。


造設されたストーマと対面してグロいとか
気持ち悪い…とは思わずむしろその独特な姿に

興味津々だった。

結腸を使ったストーマだと左側に進むにつれて

水分がなくなり通常の便に近い状態で
排出されるらしいが、私の場合は小腸なので

水分がメインの便になり、この水分には消化酵素が含まれる為

ストーマが長時間この消化酵素に漬かっていることで、ストーマ周囲の皮膚がただれピリピリとした

痛みを伴う。


これを解消する為に自分に合った装具を
入院中に決めて退院する事になるのですが
退院後少しして落ち着いてくるとストーマの

浮腫みがとれてきて入院中よりも小さくなってくるので、ストーマを保護するシールを貼って

隙間を埋めて対応します。

 

緩い便メインな上、私は水分を摂る方なので便はほぼシャバシャバです💩

 

ストーマが造設されている方はその姿が「梅干し」のように見えるので

「梅ちゃん」と名前をつけてる方もいます。

私のは梅干しというよりその動きが特徴的でミミズや芋虫の尺取りのようにも見える動きが

おもしろくて動きが活発になると

ずーっと見ています。

名前付けるとしたら「みみちゃん」がぴったりな気が・・・笑ううさぎ

私の使っている装具になります。

 

 

 

イレオストミーのパウチはキャップ付きの長いものが多いそうで

私のも装着すると太ももの半分位の

位置にあたります。なので歩く時に少し気になります。

 

来月には閉鎖が決まっていますが、閉鎖後の

排便障害が今からとても心配&不安です。

どうなることやら・・・💦

 

現在ストーマ生活になって2ヶ月。

幸いまだ漏れたりということはありません。

食べ物もさほど気を遣っているわけではないですが

よく噛んでゆっくり食べる事を意識しながら

食事をするようにしています。

 

ただ難点が…水様便なので溜まるのが早いです💦

多いと1日10回位排出します。もっと多い日も…

 

ある日の夜、寝ているとパウチが破裂しそうな位

ガスと便が溜まりパンパンになっていることに

気がつき、これはヤバい😅😅と思い

寝ぼけながらトイレに排出に行きました。

 

がっ、溜まりすぎたガスと便。

いつものようにパウチのキャップを外し排出…

のはずがパンパンに膨らんで勢いついた便は

便器の外へダイブガーン

夜中にトイレ掃除をするはめになったという

失敗があってからというもの

寝ている時でもパウチの膨らみが気になって

何度も手を当てて確認する為寝不足気味です。

さすがにお布団で破裂💥だけは避けたい。


でも、ただれと排出の多さが難点だけど

思ってたよりも不便さは感じないです。

快適とも言い難いですが、ストーマ生活も

あと1ヶ月となりました。