2回目の接種も済んだ方も増えてきたところですが、

我が家でも私も娘ちゃんも2回目の接種を無事に終えています。

 

予約がなかなか取れない・・・そんな状況もみられていたので、

取れればラッキー位の気持ちでいました。

 

8月中旬、娘ちゃんの障害者年金の更新用の診断書が出来上がったと

連絡をもらい、通院している病院へ取りに行った所、院内にコロナワクチンの

予約について張り紙がされていた。

 

よく見てみると、今日すでに予約が開始されている・・・!

すぐにワクチン受付で詳細を聞くとかかりつけとみなされる患者さんと

その家族分の受付をしていて、1回目の予約日時が翌週分とその次の週の分の

2日間の枠で予約が取れる事がわかった。

 

電話での受付はしていないという事だったので、運よく診察券なども

持参していたので、その場で受付をして娘ちゃんと私の分の予約をすることができた。

 

院内接種だったのでワクチンはファイザーで、熱が出るかもしれない事を想定して、

娘ちゃんとは同じ日に接種はせず、バラバラで日程を予約した。

 

1回目は娘ちゃんは8月28日。痛がることなく無事に終了。

数時間後、家でゲームをしていると突然

「お母さん、大変!腕がここまでしか上がらないよ!」と

焦った表情で行って来た。見ると腕が垂直以上は上がらないらしい。

戸惑っているようだったので、明日にはよくなる事やこれから腕の痛みが出てくる事を

説明すると納得した様子で腕を上げ下げしていた。この時は痛みはあまり

強くはなかった。

 

翌日、接種後だったので1日だけお休みをもらった。朝起きると開口一番に

「うち、昨日寝てる時腕が痛くて痛くて、お布団で腕挟んで寝た。」

寝てる間に腕の痛みが強くなって、自分で寝ながら痛みを軽減する方法を

自分なりに考えたようだった。

 

腕の痛みも時間と共に薄らぎ、夜には痛いけど腕は上がるようになって

翌日は元気に仕事に復帰した。

 

2回目は1回目よりも副反応は軽く、心配した発熱もなく終わった。

 

私の1回目。娘ちゃんを見ていたので、腕の痛みは想像していたが、

正直、K-1ファイターにパンチを何度も喰らったような強烈な腕の痛みが

襲って来るとは思わず、接種箇所の筋肉だけが痛むこと3日間。

それ以外は何もなく「なんだ、これ位なら2回目も心配はないな。」

なんて軽く考えていた。

 

ファイザーだし、発熱や頭痛の副反応が多いという事は聞いていたが、

発熱は若い人が多いらしく、おばちゃんはあまりでない・・・なんて話を

聞いていたので、年齢的に熱はないなと思っていた。

心配だったのは頭痛。片頭痛と緊張型頭痛の両方がある私はこれが一番嫌だった。

緊張型はほぼ毎日。午前中は決まって頭が痛い。

 

2回目。接種は午前中で接種当日は副反応もないに等しいので、午後から

妹と娘ちゃんと3人で美瑛の道の駅「ビルケの森」にあるビットウィーンザブレッドまで

行き、今年最後のご褒美ハンバーガーを食べに行って来た。

 

夕方家に帰ってきてからも調子は悪くなることはなく、夜お風呂に入って

髪の毛を乾かしている時、妙にざわざわした感じに

「お風呂に入って、ドライヤー使ってるのにざわざわっておかしくない?」

そう思いながら髪を乾かして、念のため熱を計ってみると

なんと発熱!38.7℃・・・・えーっ!マジで?おばちゃんは熱でないんじゃなかったの?

 

熱があるとわかった途端、寒気が増し、布団に毛布を足してすぐに寝た。

 

翌日も朝から熱は下がらず、娘ちゃんを仕事先まで車で送って行こうにも起き上がれない。

そんな姿を見ていた娘ちゃんが

「お母さん、無理しなくていいよ。うち、今日はバスで行くから寝てて」

 

あ~なんて優しいだろう・・・ごめんね。と謝って送り出してから夕方まで

爆睡するも、熱は下がらず・・・。

解熱剤の作用で一時的下がった所を見計らって、近所のスーパーへ。

この体調では晩御飯の支度は無理なので、目に入った海苔巻きやお惣菜を

買って帰った。

 

思いのほか熱は高かったが、食欲はあって娘ちゃんと買って来たご飯を

一緒に食べた。熱があっても食欲が落ちなかったのはなんでだろう・・・。

 

そして、心配していた頭痛。いつもの頭痛は脈打つ感じでズキズキとする頭痛

だったが、今回の頭痛は風邪の時に起こる前頭部がガンガンする頭痛で

これが一番辛かった。カロナールを飲んでも多少軽減された位で、

眼精疲労でもないのに瞼の痙攣が止まらず少し心配になった。

 

翌々日は月曜で仕事のはず・・・だったのだが、熱が下がらず結局仕事は休んだ。

何もできず夕方までひたすら寝た。

目が覚めるとこの2日間の倦怠感や頭痛、発熱が一遍に吹き飛び、

起きて動けるようになっていた。体全体が軽くなった気分だった。

 

動けるとなったら、この2日間食事の支度はおろか家事の一切を放棄した状態

だったので、軽く掃除機かけて、晩御飯の準備に取り掛かった。

 

仕事から帰ってきた娘ちゃんは普通になった私を見て

「お母さん、やっと元気になったんだね。よかったね。」そう言って笑った。

 

親が寝込むと大変だとつくづく感じたコロナワクチン。

娘ちゃんは大人だからなんとかなったが、これが小さい子供がいる家庭だと

おちおち寝込んでもいられない・・・。

 

健康が一番だと改めて認識する機会だったが、会社に行くと副反応についての

質問攻めにあった。

 

年齢に関係なく、副反応も個人個人で違うけど、無事に接種が終わり一安心。

娘ちゃんではなく、私が寝込むハメになってしまったけど。

それにしても最悪な2日間だった。