今日、2本目の更新です。

 

コロナウィルスが蔓延し、パンデミック状態に陥っていますが早く終息して

ほしい。マスクやアルコール消毒液が手に入り難い現状では

予防策もにも限界がきてしまう。手洗い、うがいなどできるところからやろう。

 

録画したテレビドラマがパンパンになっている。

普段、仕事から帰ると洗濯機を回して、その間に夜ごはんの支度を始めて、

さらにその間にお風呂を沸かして、出来たご飯を食べて、娘にお風呂に

入るように促し、食べた物の後片付けをして、洗濯物干して・・・

 

なんてやってたらいつまでたっても観る時間が取れないでいて、

気付けばそのドラマはすでに最終回を迎え終わっている・・・。

なので録り溜めたものを一気見することになるんだけど、

今回から始まったドラマ、色々なところでも言われてるけど医療系が多い。

もちろんすべて録画してあるけど、この連休中に1つ観てみた。

 

松下奈緒さんが主演の「アライブ・がん専門医のカルテ」。

がんで旦那を亡くした私には重い題材。

がんに焦点を当てている為、どうしても旦那の時と重ねて見てしまう。

旦那は消化器科だったのでドラマの腫瘍内科とは違う。

通院していた病院にも腫瘍内科はあるけど血液腫瘍内科だった。

 

なのでがん専門に扱う腫瘍内科と消化器科では対応も全く違う。

地域によってはがんに特化した病院もたくさんあるので、

そういうところに治療に行くとこんな感じなのかな・・・

という目で見てはいるが、こんなに患者に寄り添ってくれる医者がいたら

心強いだろう。抗がん剤治療も主治医が率先して診てくれるなんて。

あくまでもドラマ上の話という事もあるかもしれないけど・・・。

大概は化学療法室勤務で資格を持った看護師さんが対応してるんだよね。

 

でも、見た感じやっぱり私にはまだ早かったのか、1話目の中で

家族写真がスライドショーのように映る場面があった。

あんな時、こんな時・・・そしたら自分とこのスライドがリンクしてしまい

私の頭の中には旦那が生きていた頃の様子が走馬灯のように

スライドしだした。もうそうなると忘れていた涙が止まらない。止まらない。

ドラマを見ながら大泣きしてしまった。

泣く事を暫く忘れていた私は、今までの分と言わんばかりの涙の量で

グシャグシャになりながら、鼻をすすりながら見る事になった。

 

続けて数話見たけど、どの回見ても涙が出る場面がある。

そして、涙を誘うのがドラマの確信部分で流れる曲だ。

女性が歌っているんだけど、澄んだ声で心地はいいけど、

聞いたら泣きたくなってしまう。

ネットで探したけど、これから発売になるサントラ盤に収録されるまで

オフレコのようで情報が出てこなかった。

これからこのドラマを見たら、必ず私は泣きながら見る事になるんだろうな。

 

治療や抗がん剤の名前、症状、がんの進行具合などその状況に合わせて

治療の様子は進んで行く。その様子を見ながら旦那の時は・・・と

思い出しながら見る。抗がん剤・・・使えなかったな。

 

患者の事だけではない。自身に突然降りかかった旦那の死や葛藤、

家族を亡くした事で現れるロス現象など、患者の家族の事も

グリーフケアという形で取り入れられていた。

 

今の私には一番興味のあるドラマに出会ったけど、反面悲しい気持ちを

蘇らせるドラマでもある。

毎回見る度、あの曲を聴く度に泣けてくるんだろうけど、

最終回まできっちり見届けたいと思う。

自分とリンクしてるからこそ見入っていまうのかもしれないな。

 

ちなみに他の「トップナイフ」や「病室で念仏」はまだ見てないので

これからじっくり見てみるつもり。けどここまで入れ込んでは見ないな。きっと。