【公演日時】
2024年6月16日(日)14時
【劇場】
新国立劇場 オペラパレス
(東京都渋谷区本町1-1-1)
京王新線「初台」駅 徒歩約2分
【上演時間】
1幕 55分
休憩 25分
2幕 35分
休憩 20分
3幕 30分
※開演 約3分遅れ
※終演 16時54分
【チケット】
1階 下手
13,365円
【観劇回数】
作品 4回目
劇場 107回目
新国立劇場バレエ団 109回目
【評価】
SSS
年間ベスト公演候補
【スタオベ】
【いちばん良かったキャスト】
山本涼杏さん
ダイアモンド
【物販】
缶バッジ(ガチャガチャ) 200円
→小野絢子さん
【メモ・感想】
リーフレット無料配布
暑い
・山本涼杏さん、表情良いし、表情と全身のベクトルも良いし、振りも手も脚も良い手首と指を意識的に使っているし、脚の出方がシャープで、自身の位置コントロールが特に上手い感じで客席正面にタイミングよくベクトルを出せている
前にも書いたことがあるけど、パフォーマンスに一生懸命さが出る特殊スキルをお持ちなので、ベテランでは出せない新鮮さがパフォーマンスに乗っている
作品的に、女性キャストの役でこのダイアモンド役がかなりの魅せ場になっていて、時間たっぷりダイアモンドの如くに輝いていた
特に良かったキャストが多かった公演でも、いちばん良かった
周りに遠慮したら成長が止まるので、遠慮しないで来シーズンも期待
山本さんタイプはなかなかいないはずで、よくオーディションで見抜いたなぁ。眼力が凄い
・福田圭吾さん、主役(持ち役)の説得力が抜群のパフォーマンス表情使って演技力全開で、さらに凄いのはシューズ音が皆無の足さばき
男女の違いはあるけど、女性キャストにこの技術を伝承した方が良いような。退団が発表されているけど、サイドの役でなくてメインの役で輝ける実力をお持ちなので、現役続行された方が良いのでは
期待値を超えていたパフォーマンスだった
・渡邊峻郁さん、ストーリー面はアラジンメインで進んでいて、ランプの精ジーンはキャラクターの存在感と踊りがメインだけど、表情というか眼でキャラクターを出せているランプの精のキャラクターをしっかり捉えていて、忠実で人間ではない人間離れしているパフォーマンスで存在感まできっちり出せていた
・池田理沙子さん、いつもより表情も雰囲気も若干固めだったけど確実さのあるパフォーマンス登場シーンから皇族感のようなプリンセス感が出ていた
福田さんが演技力全開だったので、遠慮なくもっと出して演じた方が2人で相乗効果になるような気が。
・木村優里さん、良い余裕が乗っているパフォーマンスで、主役できたのではと言う雰囲気で、動きも表情もしっかり役のポジションに徹した確実なパフォーマンス
来月の新作、期待値が上がってしまう
・ストーリーの組み方や流れが非常に良く、演出も良くて、上演時間に対して内容が濃い男性ダンサーメインの作品と思いきや、女性ダンサーも魅せ場のある役が多くて、作品の評価が上がった
今回は5年ぶりであんまり上演されない作品みたいだけど、ファミリー向けにちょうど良い作品では
たぶん6月よりゴールデンウイークとか夏休みの方がお客取れるはず。
・個人的に『くるみ割り人形』と『ドン・キホーテ』が好きなんだけど、『アラジン』の良さも伝わってきて合ったので、再演時はチケ取りがんばらねば