三島・長泉子どもミュージカル
ミュージカル
桃太郎！
夕組
【公演日】
2024年3月23日（土）
【開演時間】
17時開演
【劇場】
三島市文化会館 大ホール
（静岡県三島市）
最寄駅：JR三島駅 徒歩約5分
【上演時間】
1幕 約45分
休憩 15分
2幕 約40分
※開演 定刻
※終演 18時40分
【チケット】
1階 上手
2.200円
【観劇回数】
作品 3回目
劇場 2回目
【評価】
S
【スタオベ】
【いちばん良かったキャスト】
梁世姫さん
おばあさん
【メモ・感想】
リーフレット無料配布
・昨年はバレエと日程重なって観に来れなくて配信視聴だけだったけど、今年は発売日にチケット確保して確実に観劇
・オープニングから、歌唱バランスも音量バランスも良い状態でスタート
何かが違うのか、ストーリーの流れが良く感じて、同作品3回目で初めて作品のバランスが良かった
もしかして、櫻井みずきさんの教え方や仕上げ方が上手いんだろうか
・梁世姫さん、登場シーンの歩き方から凄いと思ってたら、台詞（口調）や動きがここまで演じるのかレベルで、演劇50年の経験があるかのような完璧なパフォーマンス
歌唱バランスも役の範囲内にきっちり納めていて、一般的に言う「仕上げ方」が「極め方」になっていて、緊張感や硬さも全くなく、プロの俳優さんでもここまではできる方はなかなかいないはずミュージカルの実力が高いだけでなく、ミュージカルが好きと思われ、世姫さんのスキルアップを潰さずにここまで伸ばした三島子どもミュージカルの指導陣も素晴らしい
あえて言うと素肌ピチピチで若さ（綺麗さ）が出ていたので、衣裳でカバーすればさらに良かったかも児童劇団でこのレベルのパフォーマンスだけど、お客さんにサイドの役のこのレベルの高さがわかる方は、少なかったかもしれない
世姫さんは上手いだろうと期待値が高かったけど、それより遥か上の完璧パーフェクトなパフォーマンスだった
・芹澤優花さん、10月に新国立劇場で観て以来『緑の村の物語』大人役（エリーナ先生役）で出演されていて上手かったので大学生だと思っていたら、高校生（3年生）で主役で卒業されるので驚いていたら、パフォーマンスが役になりきっていて、芹澤さんのこれまで観た面影イメージが全くなく、芹澤さんに見えない凄い演技力主役だけど強すぎない台詞力で硬さもなく、キーが難しいはずのナンバーもナチュラルな歌い方で歌唱力を魅せていて、1幕はオーラを落として少年感も上手かったパフォーマンスの安定感やバランスが非常に良く、作品の流れまで良く感じた
・齋藤希海さん、登場シーンの構えと言うか立ち姿と言うかビジュアルが見事客席へのベクトルが良く、これだけでキャラクターの入り方、説得力が抜群で、さらにバンバ様もオーバーラップさせた台詞力や、ラストへの心の変化も上手かった
・グッズでデザイン良さげなTシャツが売っていたけど、キッズサイズしかなくて諦め。そういえば、blancのTシャツは、サイズいい感じだった（1,000円高くても、もっと生地が厚めの方が長持ちするような）。
・来年、何を上演するんだろうか
『魔女バンバ』も『しあわせの青い鳥』も上演したばかりだから、作品力も作品レベルも高いのは『ピエロ人形の詩』しかないような気が。
