【公演日時】
2024年2月24日(土)18時
【劇場】
新国立劇場 オペラパレス
(東京都渋谷区本町1-1-1)
京王新線「初台」駅 徒歩約2分
【上演時間】
プロローグ・1幕 40分
休憩 25分
2幕 35分
休憩 25分
3幕・エピローグ 35分
※開演 ほぼ定刻
※終演 20時51分
【チケット】
2階 下手
11,385円
【観劇回数】
作品 1回目
劇場 99回目
新国立劇場バレエ団 101回目
【評価】
S
【スタオベ】
級
【いちばん良かったキャスト】
渡邊峻郁さん
リンドルフ/スパランザーニ/
ドクターミラクル/ダーパテュート
【メモ・感想】
リーフレット無料配布
・フライヤーに選ばれたシーンから見て、作風がなかなか個性的な感じが伝わってきて、チケット価格も高めなので、チケット予約はガチではなかったのか発売日を見事に忘れていて、発売に気付いた時には残席(好みの席位置)2階の後ろしかなかった
・各幕で主役級女性メインキャスト(池田理沙子さん、小野絢子さん、柴山紗帆さん)が入れ替わるので、女性ダンサーをメインで観にくるお客には3人観れて、なかなかお得な公演かもしれない
・3幕までは幕ごとにストーリーや設定が形になっているけど、エピローグのストーリーの締め方がいまいちいわゆるバッドエンドだけど、そのバッド感がなんともなさけない中途半端なバッドで、結果的に1幕や2幕など前半が良くて、後半の後半(パフォーマンスではなくストーリー)が厳しいので、物足りなさがある状態でカーテンコールへ。そのカーテンコールも全出演者が出てない(←かなり需要)ので、物足りなさに拍車がかかっている。チケット価格が他の大きい作品と同じ価格帯なので、相対的に期待値も高くなるのも影響したかもしれない。
・渡邊峻郁さん、同じキャラクターなんだけど4役演じ分けで、主役より魅せ場のあるポジションを演技力全開で、普段の渡邊さん以上のパフォーマンスイエロータイツのキャラクターのインパクトが強かった(曲が脳内リピートに)のか、この幕が作品のピークになっていて、後半に物足りなさに繋がっていた1幕2幕の作風で最後まで通した方が良かったのかもしれない
・小野絢子さん、病弱だけど明るい可憐な少女というかティーン感を出した役作りで、役の設定もストーリーもバッチリなパフォーマンスシューズも意識しながら脚のステップが超綺麗で、この両立が凄いさらに、バランスが1本でなくて、脚から腰と腰から頭の2本みたいな軸の綺麗さで、上半身はまっすぐの綺麗さでなく、細かく動かしている上での軸がしっかりしていて、レベルの高さが振りに出ていた倒れるところも上手かったこのティーン感を出してクララcを演じると、アスリート感をティーン感が上回るような
・池田理沙子さん、コッペリアcの経験が活きているパフォーマンスで、動きが凄すぎる踊りのスキルもそうだけど、演技力がかなり必要な役を、求められる以上でパフォーマンスできていると思われる一部、マスクをつけているけど、池田さんの実力だとマスクなしでも表情出せていたはずなので、マスクがちょっともったいない演出だった
・木下嘉人さん、振りや軸の綺麗さが抜群だけでなく、ギリギリ感がなくて止めるタイミングに余裕があるし、フォームもきっちりだし、前にも書いたことあるけど、ソロのパフォーマンス、いちばん上手いようなサイドの役でご活躍されているけど、出番が少ないので、実力的になんで主役で使わないんだろうか謎すぎる
・男性キャストの弾け方を見てたら、『三銃士』が観たくなった牧阿佐美バレヱ団さんから作品借りられないだろうか