くるみ割り人形新国立劇場バレエ団

新国立劇場バレエ団

くるみ割り人形

【公演日時】

2023年12月24日（日）13時

【劇場】

新国立劇場オペラパレス

（東京都渋谷区本町1-1-1）

京王新線「初台」駅徒歩約2分

【上演時間】

1幕 55分

休憩 30分

2幕 50分

※開演約5分遅れ

※終演 15時28分

【チケット】

2階上手

12,650円

【観劇回数】

作品 24回目

劇場 90回目

新国立劇場バレエ団 92回目

【評価】

SSS

【スタオベ】

【いちばん良かったキャスト】

池田理沙子さん

ルイーズ／蝶々（葦笛の踊り）

【メモ・感想】

ぴあスペシャルデー貸切公演

リーフレット無料配布

プレゼントポストカード（雪の結晶）

プレゼントクリアファイル（柴山さん速水さん）

・ポストカード、日替りなのか「雪の結晶」デザインが素晴らしい舞台写真と思いきや、カメラ目線の方が何人もいるから、宣材用に撮影したっぽい雪片が舞ってるし、芸が細かい

・昨日は「花のワルツ」が良かったけど、ポストカードの配布のタイミングで「雪の結晶」の完成度が凄すぎる昨日は1階席の前だったから、フォーメーションはわからなかったけど、今日は2階席の後ろだったから、全員のフォーメーションもタイミングも完璧メインの渡辺与布さんと広瀬碧さんも双子のようにビジュアルも振りもピッタリだった『雪の結晶』観るなら2階席だなぁ。1階席も良いけど、やっぱり2階席もバランス良くチケット取るのがベターかもしれない

・公演全体で、キューキューとシューズ音のほぼないパフォーマンスが、ダンサーの実力だけでなく、曲や演奏、そして作品力まで感じさせるのかと深く実感しながらの観劇となり、新国立劇場バレエ団と新国立劇場バレエ団の『くるみ割り人形』の凄さが伝わってきた

・池田理沙子さん、足元に集中しているような丁寧なステップで、しかも曲（音符）に乗せているから流れが非常に良い手の動きをたくさん加えて蝶を表現しているので、人が踊っているというより蝶が舞っているという雰囲気で、完成度が凄い昨日クララcで今日は蝶々で、どちらも高いパフォーマンスで演じ分けの実力も発揮して、何人も良かったキャストがいた公演でも、いちばんの説得力を出して輝いていた昨年だったか、一昨年だったかに観た蝶々とは比べものにならない位に完成度が上がっていた清水裕三郎さんと凄い合っていたような

・山本涼杏さん、パフォーマンスのベクトルが客席に綺麗に向いている動きの随所に身体の柔軟さが出ていて、後ろ脚がそこまで上がるのかという位に高速で上がっていたし、ターンの軸も真っ直ぐ高速で、ラストのスライディングもタイミングと位置が完璧入団してまだそんなに経っていないはずだけど、身体能力が非常に高いと思われるこの役に配役されて実力出せて、一気にステップアップできるような超良かった

・飯野萌子さん、踊りやすいスタイルなのか力みが全くなく、優しさが乗った振りが個性的曲に乗っているパフォーマンスで、表情だけでなく動きに余裕感まで出ているシューズ音を出さないように非常に丁寧に足元を動かしていて、技術の高さも魅せていた

・柴山紗帆さん、速水渉悟さん、非常に丁寧なパフォーマンスで、安定感の高さが出ていたソロもきっちりで、これなら大晦日を任せられるのも納得のパフォーマンスお客を満足させるパフォーマンスは十分出せていて、ここからさらに役ごとの演じ分け、キャラクターの違いを乗せられるとさらに完成度が上がるはずサイドの役の方々が遠慮ないパフォーマンスだったので食われてしまったようにも見えたけど、相乗効果でさらなる飛躍に期待

・赤井綾乃さん、表情と動きでキャラクターをきっちり出せているちょっとだけ方向が曲がってしまったけど、表情も動きも崩さず最後までキャラクターを通していた