バレエ・ドラゴンクエスト スターダンサーズバレエ団 | ぜんぜんの劇団四季観劇記録

ぜんぜんの劇団四季観劇記録

2010年12月3日『劇団四季』初観劇
2012年8月「特に良かったキャスト」記録開始
2018年1月「評価」記録開始
【台詞(歌詞)4割:演技3割:歌orダンス3割】
⭐︎台詞(歌詞)がいちばん大事⭐︎

2018年5月3日『新国立劇場バレエ団』初観劇

スターダンサーズバレエ団
バレエ・ドラゴンクエスト

【公演日時】

2023年8月12日(土)14時

  

【劇場】

新国立劇場 オペラパレス

(東京都渋谷区本町1-1-1)

京王新線「初台」駅 徒歩約2分

  

【上演時間】

1幕 45分

休憩 20分

2幕 55分

※定刻

※終演 14時13分

  

【チケット】

2階 上手

8,000円


【観劇回数】

作品 1回目

劇場 83回目


【評価】

A


【スタオベ】

アップアップアップニコニコアップアップアップ


【いちばん良かったキャスト】

塩谷綾菜さん

王女


【メモ・感想】

・スターダンサーズバレエ団初観劇ニコニコ小劇場で上演の『ひめゆり』と迷ったけど、劇場が新国立劇場オペラパレスでの上演なので、『ドラゴンクエスト』を選択ひらめき電球

・プロモーション動画の出来が良いので期待値が上がるところだけど、同じく映像編集技術の高いKバ◯エさんで期待値上がりすぎて失敗した経験があるので、比較的ゆるやかに観劇目開演5分前の案内からドラクエ3の曲だったりで雰囲気を盛り上げている音譜

・結論から言うと、ドラクエのバレエと言うより、ドラクエの曲を使用したオリジナルストーリーのバレエ作品。ドラゴンクエストの名称と曲を使用できているけど、衣裳やモンスターは許諾(予算)の問題かドラクエ感がない(かろうじて、武器商人がトルネコっぽい)あせる

・戦士、武器商人、賢者が黒の勇者に連れ去られた王女を白の勇者と助けに行くけど、メインで戦うというより、桃太郎の犬・猿・雉のポジション。武器商人が笑いを取りにいく役だったので、作品のシリアスさがなくなって、客席が反応に困っていたような。この役の難易度は相当高いような。

・ドラクエというかRPGに必須な魔法がラストのルーラの演出だけで、戦闘は基本武器(剣)のみ。そこは仕方ないとして、モンスターがドラクエのモンスターではないので、ゲームのドラクエを期待しているとドラクエ感がなくちょっと厳しい。

・キャスト表が細かくなくてお名前わからないけど、モンスターの目玉部分の女性キャストお2人、目玉の被り物がズレないように手で押さえながらの動きがカワユスだった合格合格合格

・塩谷綾菜さん、女王ではなく王女のキャラクターにピッタリな雰囲気のパフォーマンスキラキラ振りを丁寧に演じていて、連れ去られたヒロインの説得力を出せていた合格

・杉山桃子さん、戦士は男性という先入観から女性の戦士なので新鮮ビックリマーク鋼の鞭の使い方も良かった合格

・久野直哉さん、伝説の勇者っぽいいちばん強そうな雰囲気を出していて、ストーリー上は死んでしまう役を好演合格キャラクターの出し方が上手かったグッド!

・お名前わかるのが新国立劇場バレエ研修所で観たことある山内優奈さんだけだったけど、スタイル良い方だし、ルックスはヒロイン向きだし、とにかく周りより技術を一段上げるのと、少ない公演でそれを出せるかが勝負パーニコニコ技術があればソロじゃなくても、例えば4人の中でも輝くはずキラキラキラキラキラキラ

・カーテンコール後のエンドロール良かったグッド!

・冷静に観て、作品パッケージとしては上手くまとまっていて、お客もいっぱい入っていたビックリマークサイドの方のターンを見る限りしっかり仕上げていたので、他バレエ作品の観劇時に期待したい。