劇団四季
ミュージカル
ライオンキング
【公演日】
2022年3月12日(土)
【開演時間】
13時
【劇場】
有明四季劇場
【上演時間】
1幕 75分
休憩 20分
2幕 65分
※終演 15時45分
【チケット】
2階 上手
3,850
【観劇回数】
作品 61回目
劇場 1回目
劇団四季 907回目
【評価】
B
【スタオベ】
級
【いちばん良かったキャスト】
近藤聡明さん
ティモン
【物販】
プログラム 2,000円
(2021年12月版)
※会員特典 不織布バッグ
【メモ・感想】
開演前暑い
規制退場あり
・昨年9月にこけら落としの新劇場初観劇『ライオンキング』は超ロングランで、いつでも観れることもあり、なかなか観劇する機会がなかったが、作品1年3ヶ月ぶりで観劇
・場所は「ゆりかもめ」の有明駅と有明テニスの森駅のほぼ中間にある有明ガーデン内の端っこ(駅から遠くの位置)にあるので、駅から劇場まで10分では足りない。予想外に人がいなくて、道は広々空いている東京23区でも東部に在住の方でないと、他の都内四季劇場の位置より遠くになる(時間も交通費もかかる)ので、なかなか来づらい劇場かもしれない。学校行事などの団体向けにはバスの駐車とか、かなりいい環境。
・劇場内はまだ半年なので、かなり綺麗キャストボードは1階と2階にあって、1階のは外からの光がボードに反射しているので、記念撮影は2階の方が綺麗に撮れる
・2階席最後列から観劇予想より近くて、高いこの高さのおかげで、前列との段差しっかり高いけど以前の劇場より近く感じるので、観やすさは落ちてなく、逆に上がっている最初のザズがグルグル飛んでいるのが超良い角度で映えていたコスパ良いので、このC席で充分というか、S席で観に来るハードルが上がった
・近藤聡明さん、前回観た時も良かったが、さらに良くなっているティモンの動きが細かいと言うか、パペットで操作しているというより、ティモンがキャッツみたいな着ぐるみで、中に入っているんじゃないかというようなリアルな動き台詞も聞きやすいだけでなくタイミングも絶妙だし、極めているという表現がピッタリくるこの表現力あれば、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』のベン役で観たくなってくる演劇はセンスだから、上手い(巧い)方はいろんな役で観てみたい
・山中由貴さん、初シェンジc確か名古屋公演で役デビューされて、観たいなぁ〜と思いつつ、平井佑季さんと出口恵理さんと3人ご出演のタイミングで行きたいなぁとか思ってて、コロナが酷くて遠征どころではなくて、やっと観劇声でキャラを演じ分けできる技術があるので、どの声でくるかと思ってたら、新しい声で台詞も聞きやすく、タイミングも良いキャラも巧く出せてて超上手い山中さんは上手いだろうと期待値高かったが、それを超えていたシェンジcで超良かったメイクも良かった
・飯村和也さん、台詞が聞きやすい悪役なんだけど、悪が全面に出てなくて、ムファサやシンバには勝てない弱さを序盤から醸し出している飯村さん見てると、『恋におちたシェイクスピア』を観たくなってくるけど、山本紗衣さんがクリスティーヌcで忙しいから、生形理菜さんのスケジュールが空くのを待っているんだろうか
・変声期になったジュニアキャストは、その声に合わせた歌い方にさせてあげないと、無理して高音出そうとして、台詞にまで不安定になって影響が出ている。声を一貫させれば(口調で表現)、役は務まる。声変わり=卒業の図式をなくさないと、無理することに繋がる。
・千坂凛さん、落ち着いたパフォーマンスで、演技面で細かく表現できている「水飲み場」に疑問系を含めるのと、シンバを倒すところのガチさを上げると、さらに良くなるような
・アンサンブルさんで輝いていたのは、(以前、木内志奈さんが演じていた枠なので、たぶん)古木瞳さん蝶の時の脚の動き・ステップを工夫していて芸術的な動きにリズム感も良かった