浅利演出事務所
ミュージカル
ユタと不思議な仲間たち
【公演日】
2021年10月23日(土)
【開演時間】
13時30分
【劇場】
自由劇場
【上演時間】
1幕 55分
休憩 20分
2幕 65分
※終演 16時00分
【チケット】
1階 上手
8,800円
【観劇回数】
作品 19回目
劇場 139回目
【評価】
SSS
年間ベスト公演候補
【スタオベ】
【いちばん良かったキャスト】
下村青さん
ペドロ
【いちばん良かったナンバー】
夢をつづけて
【物販】
プログラム 800円
【メモ】
空調快適(22.5℃)
マイク音量バランス
ミュージック音量バランス
涙腺崩壊
時間差退場あり
・出発直前に開演時間が13時ではなくて、13時30分だと気付く10時にチケット発売日だったので、この30分は大きい
チケ取りは時間だけでなくエネルギーをかなり消費するので、チケ取りした後に回復できる時間がある方が観劇に集中できる
・そのチケ取りした作品は何と『アニー クリスマスコンサート』来年のオーディション募集要項の日程に今年のクリスマスお披露目公演が入っていなかったので、コロナの影響で開催見送りかと思ってたら、昨日公式発表された
実は中止と思い込んでいて、その日程に『アンマスクド』を入れてしまっていて、今年の『アニー 』のランクは最優先なので、『アンマスクド』は玉突きでキャンセルしかない
チケットは定価以下譲渡に出すしかないのと、年内は『ロボット・イン・ザ・ガーデン』でさえ観劇できないかもしれないほどスケジュールがいっぱいで、『アンマスクド』は来年の日程で再検討するしかない。
【追記 アニー先行申し込んだ後に、一般発売で座席選択できるのが判明したので、先行はキャンセル一般発売に全力で挑む
】
・下村青さん、台詞が生きている何年か前の別の作品で観た時に台詞のバランス感がズレてしまったのか台詞に苦戦していたのが、感覚を取り戻したようで、演劇(役)を楽しんでいるのが好演に繋がっている
全盛期はこのパフォーマンスだったんだろうというのも想像できた
座敷わらしの生い立ちから、人間との住んでる世界の違い、その状況でも世界が違うが必死に生きているのも伝わってきた
前回上演時の記録観たら、前回もペドロ良かった記録が残っているが、さらにそれ以上に良かったパフォーマンスだった
見果てぬ夢
・三遊亭究斗さん、落語家の方の舞台は初観劇どういう感じか想像つかなかったが、登場シーンから台詞が上手い
一音一音が聞きやすいだけでなくて、スピードも間もドンピシャ
とにかく、台詞も表情も姿勢もベクトルも全部申し分なく、これまで観てきた劇団四季のベテラン陣と違和感を全く感じないどころか、その技術に目を見張った
もしかしたら、春風亭ぴっかり☆さんも舞台で(台詞がマシンガンっぽい感じもするけど)輝いているのかもしれない
落語は詳しくないので、三遊亭とか春風亭の違いもわからないけど、落語の技術・表現力が演劇にも活かされていたと思われる
・横井漱さん、登場シーンの誰か(いじめっ子)につけられているかもしれない不安と恐怖が入り混じっている表情が秀逸終始、表情緩まない演技でユタの境遇をよく表現できていた
『むかしむかしゾウがきた』では声での少年感を出していたのが、今回は演技力で少年になりきっていた
鉄橋の台詞に気持ちが入っていて、ペドロとの間合いが完璧だった
・藤原加奈子さん、素朴な雰囲気で小夜cを好演台詞も表情も丁寧に演じていて、メイクも少女感を出せていて、頬が奥平光紀さんに似ていて、藤原さんと奥平さんのダブルで脳内で再生された
エンディングナンバー「夢をつづけて」、期待値が上がっていたが、その直前の台詞もあわせて脳髄に響いて、身体プルプル震えながら涙腺崩壊
・ここ最近、自由劇場はコロナもあって人(客席数)の少ない2階席ばかりで観劇していたが、「夢をつづけて」のために、1階上手の小夜cポジションの席を押さえて大正解だった