勝盛公園と勝守大神=神功皇后 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
景色が良い所に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。
参加:古事記FUN‼︎/筑豊地域おこし写真部/飯塚市観光マイスター協会(観光案内人)

桜の花を見に、勝盛公園へ。

 

 

 

麻生グループが市に寄付した土地に出来た公園。

 

サイトの説明を改めてよく読むと

頂上に宮地嶽神社を持つ小高い丘に遊歩道や植栽などを整備した4896坪の公園としてスタートしました。

とある。

 

神社に興味を持つ前に見かけたような気はするけれど、全く覚えていないので、しっかり見に行く事に⛩

 

↑勝盛山から見た図

 

神社は、現在 勝盛公園と呼ばれる方ではなく、道路挟んだ向こう側の小さな山、勝盛山にある。

 

↑奥に見えるのが勝盛山

 

勝盛山を上り、勝盛公園側から見て右奥に進むと鳥居がある。

一の鳥居には「宮地嶽神社」。

 

二の鳥居には「大山祇神社」。

 

三の鳥居には「宮地嶽神社」。

 

社殿?

 

変わった作りの建物。

 

 

奥には祠が4つ。

 

真ん中、本殿の赤い祠の中には、

「宮地嶽

勝頼大神 勝守大神 勝村大神」の字。

あら、もしかして勝盛神社って、元々は「勝守」神社だったのでは?

 

左殿。

 

裏手にあった説明書(後述)によりと、「大山咋命」が祀られている。

 

右殿には「権現神社」と書かれている。

「宇迦御魂命」が祀られている。

 

本殿の後ろ。

「大山祇命」が祀られている。

 

裏手にも鳥居があって、そこには「日吉神社」の文字。

左殿の大山咋命の祠に対するものと思われる。

 

 

 

 

福津市にある宮地嶽神社が神功皇后ゆかりの神社という事は一応知っていた。

ただ、祭神の名前までは把握してなかった。

 

 

改めて見てみると、祭神は息長足比売命《 別名:神功皇后》と勝村大神と勝頼大神となっている。

勝村大神と勝頼大神というのは、神功皇后が朝鮮に渡った際に付き従った者達らしい。

 

 

驚いたのは、飯塚のこの宮地嶽神社では、宮地嶽三柱大神である神功皇后を「勝守大神」としているところ。

どうしてそういう特殊な呼び方をしたのかは分からないけれど、自分が小さい頃から慣れ親しんだ公園の名前が神功皇后を指す名前から来ていると知り、また一つ神功皇后と近しくなった気になった☀️