愚妻でごめん | 春待ちの桜の夢の尾となりて

春待ちの桜の夢の尾となりて

いつか来るはずの春を夢見て、明日を信じて。。。進んでいこう。
大丈夫。。。明けない夜はないのだから。
たとえ今は、明日の光すら探せなくても。。。
まずは一歩、踏み出そう。みんな一緒だ。そして、みんな。。。勇者だ。

今日、2クール目の抗癌剤を終えて

旦那様が退院してきた

 

また、3週間もしたら3クール目の抗癌剤の予定で

入院ってことになるのだけど

それまでは、一緒にいてくれる

 

ただ、気分が悪く

倦怠感もひどく

副作用で髪も抜けて

とても元気とはかけ離れた苦しそうな旦那様

見てるのはしんどい

 

もちろん、良くなるための治療だってわかってはいるんだけど

入院するたびに今のところは

ひどくなって帰ってきてるきがするのがせつない

 

ただ。。。だからといって

あきらめるわけにはいかない

どれほど辛くても続けてほしい

私より先に私を置いていくのは

絶対許さないし、ダメだ

これは絶対だからね

それだけは許さないからね

 

私が旦那様の思うように動けてないから

具合の悪い旦那様をいらいらさせてしまう

わかってはいるんだ

かなしいほどに。。。

私が良かれと思って起こした行動は

どうもことごとく裏目に出ちゃってさ

申し訳ないきもちでいっぱいになる

 

好きに楽にしてていいのになぁ

 

家にいる時くらいは

あとさ

わがままが言えるなら

私のことをついでとか

あとまわしにしないでほしい

私は旦那様を後回しにはしないと

今は決めているんだ

 

過去は違ったかもだけど

薬。。。効いてるといいなぁ

こんなに苦しい思いをしているのだから

びっくりするくらい効いてるといい

 

今はそんなことばかり思っている

わたしをささえてくれるのは

旦那様だけだと今更ながら思う

 

そういうことは早く気づけよ

私、馬鹿だからさ

馬鹿でごめんね

至らなくてほんとにごめん

 

愚妻でごめん

悪妻でごめん

人としても未熟でごめん

ごめんばっかりだ

 

そんなんでも一緒にいてくれて

ありがとうありがとう

ご迷惑をおかけします