昨日、書斎から夕日が沈んでいく西の空を眺めながら、「今夜、決勝戦が行われるルサイル・スタジアムはあっちの方角かな?」と思った。

 

そのアジアカップの決勝戦は8万5千人近くの大観衆で凄い雰囲気。

改めて、あの場所に我らが日本代表が立てなかったことが残念でならない。

経験値の足りなさを露呈してしまった鈴木彩艶も、この雰囲気の中で堂々とプレーできれば一気に成長できたかも知れないのに。

 

ネットニュースにもなっていたが、PKでハットトリックを達成しカタールの英雄となったFWアクラム・アフィフが、先制点を決めた直後のセレブレーションで、すね当てからカードを取り出し手品を披露したのには驚いた。

 

自分が点を獲ることをイメージして、観客をどう楽しませるか入念に準備をしていたのだ。

なんというメンタルの強さ。

サッカーを思う存分楽しんでいる感じが、カタールの国民には頼もしく映っただろう。

 

日本の選手に、あるいは森保一監督に、あそこまで成功をイメージして試合に臨むことができるものかどうかを考えると、多分、できないような気がする。

でも、試合に向けてどう緊張をほぐしリラックスするか、そのためのヒントも潜んでいるのではないかと、2点目を決めたあと、ネタバレしているカードマジックをもう一度見せたアフィフを視てそう思った。

 

このことに限らない。

準々決勝のイラン戦、これまでに見た覚えがない森保監督の異常な采配の原因は何だったのか。

伊東純也の離脱はチームにどう影響したのか。

東京大学と筑波大学の現役サッカー部員を動員して行われた相手チームの徹底分析は、試合に活かされたのか活かされなかったのか。

そして何より、なぜ中東のチームは持てる力を存分に発揮できたのか。

 

言葉が通じてコミュニケーションが取りやすい日本人監督がチームを率いていることのメリットを最大限に活かし、いろんな事象をちゃんと検証して、パリオリンピックや北中米ワールドカップなど次の国際大会を戦い抜くための糧としてほしいものだ。

 

成功よりも失敗のほうが多くの学びを得る場合があることは、歴史が証明してくれている。

親善試合で連勝記録を伸ばした成功体験よりも、中東の2か国に連敗してしまった今回の失敗体験のほうが多くのことを学べるチャンスなのは明らかだ。

それを逃すのは、あまりにもったいない。

 

結果、外国人監督に任せたほうが進化できるとなったらそうしたらいいけれど、監督の交代なんてやろうと思えばいつでもできる。

その前に、いま森保ジャパンだからこそできることに全力を注いでおくべきだ。

 

【本日の夢の風予想】

 

今日も仕事が忙しくて競馬を楽しむ余裕がない。

予想したレースの指数と印をデータとして載せておくだけにする。

 

京都10R「北山S」3勝C・1800mダ

◎ミラクルティアラ(28)○サイモンザナドゥ(25)▲アスクビックスター(24)☆メテオリート(24)壱△ショウナンライシン(23)弐△クレメダンジュ(22)参△サンデーファンデー(22)四△マナウス(21)

 

東京10R「バレンタインS」OP・1400mダ

◎ペースセッティング(35)○ワールズコライド(33)▲コンシリエーレ(24)☆シャンブル(22)壱△レオノーレ(22)弐△テイエムアトム(20)参△ベジャール(20)四△エルバリオ(19)

 

小倉11R「北九州短距離S」OP・1200m芝

◎メイショウゲンセン(35)○ゾンニッヒ(29)▲バルサムノート(27)☆ヤクシマ(27)壱△タマモブラックタイ(26)弐△ブトンドール(26)参△ロンドンプラン(26)四△ファロロジー(25)

 

京都11R「京都記念」GⅡ・2200m芝

◎ルージュエヴァイユ(27)○ブレイヴロッカー(26)▲マテンロウレオ(25)☆シュヴァリエローズ(24)壱△プラダリア(24)弐△ベラジオオペラ(22)参△ラヴェル(19)四△ジェットモーション(15)

 

京都12R2勝C・1200mダ

◎リラックス(23)○ロードラディウス(22)▲スマートアイ(21)☆ゴッドセンド(20)壱△サイレンスゴールド(20)弐△ルシャリーブル(20)参△グランデフィオーレ(18)四△シラキヌ(17)

 

東京12R2勝C・1400mダ

◎ハードワイヤード(34)○ムーヴ(25)▲クリスタルウエイ(23)☆アラゴナイト(22)壱△ドンレパルス(19)弐△ホウオウパレード(17)参△キャンディドライヴ(16)四△アイスマン(13)