今週も仕事が忙しい。木曜日、朝から京阪電車で石清水八幡宮駅まで行きプロデューサーやディレクターと合流。

 

ライト兄弟より先に飛行原理を発見し「カラス型模型飛行器」を完成させた二宮忠八が、後年、航空界の安全祈願と航空殉難者慰霊のために私財を投じて自宅に建立した「飛行神社」や

 

江戸時代初期の石清水八幡宮の社僧の1人で、元禄時代を代表する文化人でもあった松花堂昭乗が営んだ草庵「松花堂」と宿坊「泉坊」の書院が移築された「松花堂庭園」、

 

高さおよそ41mとケーブルカーの鉄橋としては日本一の高さを誇る石清水八幡宮参道ケーブルの鉄橋の下にある

 

禅寺「神應寺」や

 

本殿をはじめとする本社の建物や南総門など10棟が国宝に指定されている石清水八幡宮を取材で巡った。

 

ロケがもう来週なので今日中に構成台本を仕上げなくてはならないし、それとは別に京都の文化を世界に紹介する英語放送の30分番組の構成台本の締め切りが月曜日となっている。

 

が、ナレーション構成の60分番組と30分番組のナレーション原稿、60分番組の構成台本と3つの仕事の締め切りが月曜日に重なっていた先週に比べると、今週のほうが気持ちは楽。昨日は、仕事の合間に休憩がてらJリーグ第30節「サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪」戦をDAZNで生観戦する余裕もあった。

 

スコアレスドローだったが、とても印象に残る好ゲーム。涼しくなってきたこともあり両チームとも運動量が豊富で、何より「心のスタミナ」が最後まで切れることがなかった。特に、セレッソからサンフレッチェに移籍した加藤陸次樹の「俺が決める」という強い思いと、セレッソDF陣の「お前にだけは決めさせない」という思いのぶつかり合いが面白かったし、なんといってもビッグセーブを連発した両チームのGK、キム・ジンヒョンと大迫敬介の存在がゲームを実に引き締まったものにしていた。

 

ゴール裏のセレッソサポーターもいつになくテンションが高く、DAZNの中継では試合中、どちらかというとセレッソのチャントのほうがよく聞こえてきたほどで、それがセレッソの選手を鼓舞して好ゲームを演出する大きな要因になっていた。

 

次節がガンバ大阪をホームに迎えての「大阪ダービー」ということで、負けられないその試合に向けてチームのテンションをマックスにしておきたいという思惑は明らか。試合終了直前に歌い出したチャント「バモセレッソ」が、試合終了の笛が鳴ったあとも「ダービー絶対勝利」の横断幕を掲げてずっと歌い続けられ、DAZNの画面が大迫のインタビューに切り替わるまで聞こえていたし、さらにインタビューの途中で、ダービーの時にのみ歌われるチャント「潰せ!ガンバ」も聞こえてきた。

 

それに加えて、来季からサンフレッチェは平和記念公園の近くの新スタジアムを使用するので、セレサポがビッグアーチ(エディオンスタジアム)で試合を観るのはこれが最後、というスペシャル感もハイテンションの理由だったことが、大迫のインタビューが終わり、画面が再びスタジアムの映像に切り替わったときに分かった。

 

カメラはしばらく観客に挨拶するサンフレッチェの選手たちの様子を追っていたが、そのあとアウェイゴール裏にセレサポが掲げた手書きの横断幕「はじまりの地 ビッグアーチ 沢山の思い出ありがとう」が映し出されたのだ。

 

そうか。それでこんなにハイテンションだったのか。と僕も、1995年からJリーグに参戦したセレッソのリーグ戦初戦が、ビッグアーチで行われたサンフレッチェとのアウェイ戦だったことを思い出して納得した。

 

もう28年も前。パウロ・エミリオ監督率いるセレッソは、森島寛晃(現セレッソ大阪社長)やマルキーニョス(元ブラジル代表)、梶野智(前セレッソ大阪強化部長)といった選手が、ビム・ヤンセン監督率いるサンフレッチェは、森保一(現日本代表監督) 風間八宏(現セレッソ大阪スポーツクラブ技術委員長)、片野坂知宏(前ガンバ大阪監督)、ノ・ジュンユン(元韓国代表)といった選手が先発していた。なんとも時代を感じるメンバーだ。

 

「はじまりの地」でのラストゲームを見届けたセレサポが、ダービーへの煽りだけでなく、最後に「ありがとう」の横断幕を掲げてくれたのは、とても嬉しかった。みんなサッカーを心から楽しんでいる。海外ではなかなか見ることができないこの光景に、僕はまた日本代表の急成長を支えているのであろうサッカーファミリーの力を感じたのだった。

 

【本日の夢の風予想】

 

さて、競馬。今日はもちろんクラシックレース最終戦「菊花賞」が注目のレースだが、僕は京都3Rと京都6Rにも注目している。3Rには僕のPOG(ペーパーオーナーズゲーム)ドラフト指名馬コルレオニスが出走し、6Rには9月24日に「小菊監督(セレッソ大阪)のヴィッセル神戸戦敗戦の悔しさを晴らしてくれる馬」として注目し3連単馬券を獲らせてもらったメイショウコギク(名将小菊)が出走するからだ。

 

メイショウコギクが「サンフェレッチェ広島戦の引き分けの悔しさを晴らしてくれる馬」かどうか、まずは京都6Rを予想してみた。指数と印は以下のとおりだ。

 

京都6R1勝C・1600m芝

◎ビヨンドザヴァレー(33)○メイショウコギク(32)▲スズカダブル(31)☆エマヌエーレ(27)壱△ファルシオン(27)弐△エレガントギフト(25)参△サファイア(25)四△サトノスカイターフ(24)

指数は大混戦。○メイショウコギクにもチャンスはありそうだが、馬券的には手を出しづらい。

 

それなら菊花賞はどうだろう?と思って予想してみた。指数と印、そして波乱含みかどうかを判断する数値、夢の風係数は以下のとおりだ。

 

京都11R「菊花賞」GⅠ・3000m芝

◎サトノグランツ(44)○ソールオリエンス(38)▲ドゥレッツァ(37)☆タスティエーラ(30)壱△ファントムシーフ(34)弐△サヴォーナ(30)参△ナイトインロンドン(30)四△ノッキングポイント(29)

夢の風係数 15+4+12+4+6+7+12+10=「70」

指数差「6」で◎サトノグランツが抜けたが、夢の風係数は「70」と落ち着いている。穴党の僕としては手が出しにくいレースだ。

 

ということで、今日は馬券の購入は見送り、家でおとなしく構成台本の執筆に力を注ぐことにした。途中で休憩がてら京都3R、京都6R、そして菊花賞の実況を楽しもうと思っている。

 

いつものように予想したその他のレースの指数と印もデータとして載せておく。

 

新潟7R1勝C・1800m芝

◎コナブラック(15)○プロヴァープ(15)▲ガルムキャット(14)☆サツキスマイル(13)壱△レジェンドシップ(13)弐△アリーチェ(12)参△ヒメワカバ(11)四△ドラミモン(9)

 

京都7R2勝C・1800mダ

◎エンプレスペイ(20)○メテオリート(19)▲タマモタップダンス(18)☆フォーランマリア(17)壱△サノノエスポ(16)弐△メイショウホオマレ(14)参△バライロノキセキ(13)四△ラニカイ(13)

 

京都9R「壬生特別」2勝C・1200m芝

◎ミルトクレイモー(34)○ティニア(33)▲アンフィニドール(32)☆グランテスト(30)壱△タツダイヤモンド(30)弐△ハクサンパイオニア(30)参△タウンゼントシェーン(27)四△イラーレ(26)

 

新潟10R「妙高特別」2勝C・1200mダ

◎カンザシ(23)○クインズプリーズ(22)▲スキャッターシード(22)☆ナツイロノオトメ(22)壱△フィーカ(22)弐△パイプライン(21)参△パロットビーク(21)四△オーガスタスカイ(20)

 

東京10R「甲斐路S」3勝C・2000m芝

◎チャンスザローゼス(34)○プラチナトレジャー(33)▲ウインエクレール(28)☆マイネルマーティン(28)壱△カランドゥーラ(27)弐△リフレーミング(26)参△サウンドウォリアー(25)四△エターナルヴィテス(22)

 

東京11R「ブラジルC」L・2100mダ

◎ヘラルドバローズ(24)○ダノンラスター(22)▲ディクテオン(22)☆テンカハル(19)壱△エクロジャイト(18)弐△キタノヴィジョン(18)参△サクラアリュール(18)四△トウセツ(16)

 

京都11R「菊花賞」GⅠ・3000m芝

◎サトノグランツ(44)○ソールオリエンス(38)▲ドゥレッツァ(37)☆タスティエーラ(30)壱△ファントムシーフ(34)弐△サヴォーナ(30)参△ナイトインロンドン(30)四△ノッキングポイント(29)

 

新潟12R1勝C・1000m芝

◎サンタアナテソーロ(33)○イルルージュ(31)▲ニシノコウダイ(27)☆ピースフルナイト(23)壱△フロスティクォーツ(20)弐△ユイノダンディズム(20)参△エコロレジーナ(18)四△テンジュイン(18)

 

東京12R2勝C・1600mダ

◎ギョウネン(29)○ララエフォール(29)▲リバーサルバレット(28)☆サトミノマロン(26)壱△トリプルループ(21)弐△ゴッドファーザー(19)参△レオカクテル(16)四△ロードレイライン(16)