こんにちは

夢の管理栄養士ユメカンBlogへ
ようこそ〜

栄養士であるならば
オススメレシピや献立が
誰もがあると思います。
自炊する前提でね。

外食やコンビニ食、惣菜、冷食など
全力でオススメはしませんよね。
せめて、冷凍野菜、冷凍果物かな。

やっぱり、どこかで
手作りが身体にいい
自炊しましょう。
と思ってしまいます。

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調理に定年や引退
あると思いますか?
何歳まで自炊出来るのだろう。

自分への問です。

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私は、週に1度大きな買い物袋を
6つ抱え込み1週間分の食材を
買い込んでいます。
これが可能なのも
夫がいるからで
私も重い荷物を
抱え込む事が出来るからです。
30kgのお米の精米も
例えば、90歳になった私が
持てるだろうか?


今の私は、食事準備も下手ながらに
苦でもなく
むしろ自分好みの薄味(家族巻き込まれる)
調理出来ることを自分で出来ます。

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しかし、私がお会いする患者様は
調理する事が不可能なのです。

買うだけ、切るだけ、混ぜるだけ
炒めるだけ、煮るだけ
出来ません。

お惣菜、コンビニを利用し
電子レンジをフル活用し
宅配弁当やヘルパーさん、
ボランティアさんにお願いして
日々の栄養状態を維持しています。

自分で作りたいけどね
自分の味が好きだから
自分で作れたら良いのにね。
買った物に頼るのが苦手でね
素材の味が感じられない
などなど、嘆く事などがありますね。

その中でも
美味しく食べられるものもある訳で
食べられる幸せもある訳で
自分の為に動いてくれる感謝もあり
そんなお話をお聞きして
共感したりしますね。
そして、今どきのコンビニ事情も豊かで
安心感が垣間見れることがあります。

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自炊を手作り神話を解放するべき
じゃないか?
患者様との会話でよぎります。

栄養士が手作りを放棄して
全て、外食、コンビニを推奨して
どうするんだ?
そのような声も私から聞こえてきます。

12年前、管理栄養士になりたてで
特定保健指導をしてきた時期には
思いもしなかった栄養指導が
今の時代にあるのだなと思います。


ご飯が自分で炊けるって
当たり前の事じゃないんですね。