発達障がいの女子へ伝える・生理のこと | 札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援)

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札幌在住。32年にわたり難病の母親の介護をしてきた、いわゆるヤングケアラー経験者です。
また、保育士や介護福祉士の業務経験から、介護、障がい、子育てに関わるご相談お受けしています。

札幌 ファミケア プリズム翠 吉田綾子です

 

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発達障がいの子ども達は様々な特性を

持っています。

同じ診断でも1人1人特性が違い、

その子に合わせた療育が必要となります。

思春期に差し掛かると教えなくてはいけない

 

自分の体に起こる変化の事

特に女子であれば初潮を迎える年齢から

事前に教えなくては、

急に生理が来てショックや戸惑いと言った

精神的なダメージを受ける子もいるため、

細やかに丁寧にわかりやすく伝える必要があります。

 

生理前の体の変化

 

ナプキンなどの使い方

 

後始末のこと

 

などなど・・・

 

特性を持った子供たちは言葉だけでの説明や

見本を見せるだけでは、

なかなか理解や自分事として捉えたり

理解することが難しいため、

より具体的にそして、端的にわかりやすい伝え方、

使用の仕方を教えて行く必要があります。

 

学校でも教えてもらったけど、よくわからなかった

 

過去に私が放課後等デイサービスで働いていた時に

そう言っていた高学年の女子がいました。

そこで、誕生学という講座を講師の方に来てもらい、

体の仕組みから生理、出産までの流れを

親子で聞いてもらったことがあります。

それが親子で生理について話し合うきっかけにもなり、

事前に生理への準備が出来たという家庭もありました。

当時はまだ

 

親子でそんな話をなかなか面と向かってしにくい

 

というお母さんも少なくなく、

きっかけがあったことで、

一緒に生理グッズを買いに行ったり、

ナプキンの使い方や量によって使い分けるなど

細かく伝えた家庭もありました。

実際に生理が始まっている子も当然デイサービスに

通所しているので、

一緒に生理について再度確認する意味で

話したりすることも必要だと感じていました。

また、生理が始まるという事は

 

妊娠できる体になる事

 

自分の体を今まで以上に大事にするその意味

 

等も、伝えて行かなくてはいけません。

今日は女子の生理についての話ですが、

これは女子に限った事ではなく、

男子も体の変化について話をする必要があります。

今は初潮を迎える年齢も早くなり、

1年生から伝えている所もあります。

特性のある子ども達へ生理の意味をしっかりと

伝えることは学校だけでなく、

放課後等デイサービスでも重要なのです。