老後の面倒は子供が見て当たり前?スウェーデンの介護制度から考える | 札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援)

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札幌在住。32年にわたり、難病の母親の介護をしてきたいわゆるヤングケアラー経験者です。また、保育士や介護福祉士の業務経験から、介護、障がい、子育てに関わるご相談お受けしています。本業は障がい福祉サービス事業所で相談支援専門員として福祉支援の仕事をしています。

札幌 ファミケア プリズム翠 吉田綾子です

 

 

こんな記事を見つけました

 

 

 


さすが福祉国スウェーデン

介護離職は日本では大きな課題となっています。

かく言う私も、母の介護と子育ての両立が大変で、

パート勤務で職を転々としていました。

母の不調で仕事を早退したと思ったら、

その数日後、子どもの不調で早退、

そんな綱渡りの生活をずっと続けてきて、

職場に迷惑をかけることに申しわけなさを感じ、

職を転々とせざるを得ませんでした。

 

でも、

 

仕事を完全に辞めなくてよかった

 

そう思っています。

介護離職した方の中には、

介護が終わった後の再就職になかなか就けない方や、

家族の介護だけの生活の中で、

社会から離れて孤独や寂しさの中、

精神的に病んでしまう方も少なくないのです。

家族が介護をするのが当たり前

 

の日本は未だに

 

介護を家族が担うことが親孝行

 

という風潮があり

それに苦しんでいる方もいることを

知ってほしい・・・そう思います。

 

国の法律や制度に課題も多くある日本・・・

 

スウェーデンのように、

18歳になり子供が自立することが

国で認められ生活の保障もあるような、

家族と言えど、

それぞれが個人であるという制度が

介護離職ゼロに繋がるのだろうと思います。