札幌 ファミケア プリズム翠 吉田綾子です
なんとなーく朝にテレビをつけて
時計代わりにしているのですが、
某局の4月から始まった
連続テレビ小説に引き込まれています(笑)
日本で初めての女性弁護士の半生を
ドラマにしたもので、戦前戦後の
憲法に基づいた男尊女卑のお話を
面白おかしく描かれています。
戦前の日本の法律に疑問を感じ、
弁護士を目指すと言う話。
ふと、我が家の両親は、
その時代に生まれた世代。
父は昭和7年、母は昭和11年、
まさに
女性は男性より
しゃしゃり出てはいけない
女性なんだから(女のくせに)
女性は結婚することが幸せ
の時代に生まれ、そのように教育されて
育った世代なんだな~と理解しました。
母は私が人前でしゃべりすぎたり、
はしゃいでいると、
決まって家に帰り二人になると
あんなにしゃべってみっともない!
女の人は余計な事は言わないの!
はしたないわ!
とよく言っていました。
なるほどー!
と納得した感じです(苦笑)
父は
今の時代
女が社会に出て活躍するようになったから
お前みたいにキツイ人女性が増えるんだ(笑)
結婚しても
仕事が優先になって家の事も出来なくて
離婚も増えるんだわ。お前みたいにな~(笑)
女は男よりも出世なんかできっこないんだわ(笑)
家を守ることが女の役目だからな~
だからお前は離婚されたんだ
と笑えない、
父にしてみればユーモアを含めた
言い方をするような
ブラックジョークのような事を
よく言っていました。
納得です、両親がどうのとかではなく、
その時代で育ってそんな教育を受けてきたから
日本人はそうあるべき!
という思いから離れられず、我が子にも
そんな教育をしようとしていたんだと、
思いました。
時代に沿った生き方があるから
若い人たちに昔の考えは押し付けないし、
強要しない
元夫の母、義母はそう言う人でした。
義母は戦後生まれですが・・・
柔軟な考え方もあるのかもしれません。
このドラマを見ながら、女性という立場の歴史は
随分と変わってきたことや、こうして先駆的に
礎を気づいてきた人たちのおかげで今の社会が
あるんだと思うと、この先も男女性別関係のない
生きやすい社会を創っていくのは私達なんだよな~
と感じさせられました^^