男女平等の歴史はどうやって築かれていったのか | 札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援)

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札幌在住。32年にわたり難病の母親の介護をしてきた、いわゆるヤングケアラー経験者です。
また、保育士や介護福祉士の業務経験から、介護、障がい、子育てに関わるご相談お受けしています。

札幌 ファミケア プリズム翠 吉田綾子です

 

 

なんとなーく朝にテレビをつけて

時計代わりにしているのですが、

某局の4月から始まった

連続テレビ小説に引き込まれています(笑)

 

日本で初めての女性弁護士の半生を

ドラマにしたもので、戦前戦後の

憲法に基づいた男尊女卑のお話を

面白おかしく描かれています。

戦前の日本の法律に疑問を感じ、

弁護士を目指すと言う話。

 

ふと、我が家の両親は、

その時代に生まれた世代。

父は昭和7年、母は昭和11年、

まさに

 

女性は男性より

しゃしゃり出てはいけない

 

女性なんだから(女のくせに)

 

女性は結婚することが幸せ

 

の時代に生まれ、そのように教育されて

育った世代なんだな~と理解しました。

母は私が人前でしゃべりすぎたり、

はしゃいでいると、

決まって家に帰り二人になると

 

あんなにしゃべってみっともない!

 

女の人は余計な事は言わないの!

はしたないわ!

 

とよく言っていました。

 

なるほどー!

と納得した感じです(苦笑)

 

父は

 

今の時代

女が社会に出て活躍するようになったから

お前みたいにキツイ人女性が増えるんだ(笑)

結婚しても

仕事が優先になって家の事も出来なくて

離婚も増えるんだわ。お前みたいにな~(笑)

 

女は男よりも出世なんかできっこないんだわ(笑)

家を守ることが女の役目だからな~

だからお前は離婚されたんだ

 

と笑えない、

父にしてみればユーモアを含めた

言い方をするような

ブラックジョークのような事を

よく言っていました。

 

納得です、両親がどうのとかではなく、

その時代で育ってそんな教育を受けてきたから

 

日本人はそうあるべき!

 

という思いから離れられず、我が子にも

そんな教育をしようとしていたんだと、

思いました。

 

時代に沿った生き方があるから

若い人たちに昔の考えは押し付けないし、

強要しない

 

元夫の母、義母はそう言う人でした。

義母は戦後生まれですが・・・

柔軟な考え方もあるのかもしれません。

 

このドラマを見ながら、女性という立場の歴史は

随分と変わってきたことや、こうして先駆的に

礎を気づいてきた人たちのおかげで今の社会が

あるんだと思うと、この先も男女性別関係のない

生きやすい社会を創っていくのは私達なんだよな~

と感じさせられました^^