児童のデイサービス・療育は経験の積み重ね | 札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援)

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札幌在住。32年にわたり、難病の母親の介護をしてきたいわゆるヤングケアラー経験者です。また、保育士や介護福祉士の業務経験から、介護、障がい、子育てに関わるご相談お受けしています。本業は障がい福祉サービス事業所で相談支援専門員として福祉支援の仕事をしています。

札幌 ファミケア プリズム翠 吉田綾子です

 

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児童発達支援・放課後等デイサービスに

通所している子供たちは

心身の発達面で何らかの凸凹があり、

療育と言われる支援が必要な子ども達です。

相談室として、その児童デイサービスを

探して繋ぐという業務があるのですが、

保護者の中には

 

この子にこんな場所が必要なのか?

 

と疑問に思う方も少なくありません。

デイサービスの殆どが、

小集団の活動の中で、

個々の発達の特性に沿った

サポートを行っており、

一見すると、

普通に遊んでいるように見えるのですが、

個々の課題の中の発達の促しを

意図して行っているのが

療育施設が目的として行っている

小集団活動なのです。

療育は地道な支援と言えます。

 

全く成長しているようには見えない

 

通っている意味が分からなくなった

 

保護者から

そんな相談を受けることもあります。

保護者としてみれば、

目に見えるような急成長を期待していたのに、

数か月通っても何も変わらない、

一見成長したと思ったら

また元に戻っている、

等、思う所があるわけです。

 

子どもの成長

特に療育を必要とする

子供たちの成長は、

一進一退、スモールステップを

繰り返しながら、

気づけば成長していた、

出来る事が増えていた、

そんな目に見えない成長かもしれません。

経験の積み重ねなのです。

 

札幌市は全国で一番

放課後等デイサービスが多い地域。

正直、中にはただの預かり、

療育と言う支援とは

ほど遠いようなサービスを

行っている施設もあるのです。

その見極めは保護者にとっても、

私達福祉の人間もなかなか難しい・・・

通ってみて初めて気づくことも。

 

私もデイを紹介する時は、

通っている子供たちや保護者、

各関係者の話などから

情報を頂いたり、

研修などで関わっていた事業所等

情報を持っている事業所を

なるべく紹介しています。

でもこれだけ沢山のデイがある札幌で、

しっかりとした療育をやっているデイを

知らない事も多々あるわけです。

 

先ずは我が子に合うか、

どんな療育をやっているか?

などをしっかり聞きながら

療育と言う意味をしっかり捉えている

施設を選びたいものです。