過去記事再掲 ”ヤングケアラー・ケアラーの定義・どこまでがケアと言うのか?” | 札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援)

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札幌在住。32年にわたり、難病の母親の介護をしてきたいわゆるヤングケアラー経験者です。また、保育士や介護福祉士の業務経験から、介護、障がい、子育てに関わるご相談お受けしています。本業は障がい福祉サービス事業所で相談支援専門員として福祉支援の仕事をしています。

札幌 ファミケア プリズム翠 吉田綾子です

先日地域包括でお話をさせていただいた中で、

どの程度のケアからヤングケアラーと言うのか?

 

という質問がありました。

これ、よく出る質問です。

 

子ども達の手を借りなくては

生活が成り立たない、

お手伝いであれば、

 

じゃあ今日はいいよ

 

と言える・・・

でも、ヤングケアラーの場合、

彼らがいないと、

 

生活が成り立たない

 

回らない

 

と言ったような、

大人が担うような役割を抱えている場合を

ヤングケアラーと定義しています。

 

私もそのひとりでした。

 

勉強中心で

 

学校は休まず行きなさい

 

とはいうのもの、

学校から帰ってくると

私がやらなければいけない家事や

ケアが待っているのです。

それをおろそかにすると、

両親からの説教が始まり

その上、

生活が成り立たない・・・

そんな生活でした。

 

ヤングケアラーは

その責任すら感じておらず、

彼らにとっては手伝いの延長だと

感じている子が

殆どなのですね・・・