障害福祉サービス・外出支援の必要性 | 札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援)

札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援)

札幌在住。32年にわたり、難病の母親の介護をしてきたいわゆるヤングケアラー経験者です。また、保育士や介護福祉士の業務経験から、介護、障がい、子育てに関わるご相談お受けしています。本業は障がい福祉サービス事業所で相談支援専門員として福祉支援の仕事をしています。

札幌 ファミケア プリズム翠 吉田綾子です

 

 

障害を抱えている方の中には

 

公共交通機関に乗ることができない

 

という方々がいます。

地下鉄やバスなどの

公共交通機関に乗ることが

とても大きなハードルと感じる方には、

福祉サービスのひとつとして、

通院などで

出かけなくてはいけない状況の時に

ヘルパーさんと一緒に

同行してもらうこともあります。

障がいの特性などによって、

通院等介助、移動支援、行動援護、

同行援護などの福祉サービスが

利用できます。

少しずつ慣らしていくために

あえて、

外出する機会を設ける方も。

そんな中、

私も利用者さんに

同行することがあります。

主に精神疾患の方が殆どですが。

それは、

ヘルパーさんのスケジュールが合わず、

どうしても病院等に

行かなくてはいけない場合に限ります。

これはあくまでボランティアで、

相談員がそのような事をするのは、

福祉サービスの一環ではありませんが、

利用者さんが困っている場合、

同行することもたまにあるのです。

札幌の場合、

地下鉄に乗る機会が多く、

地下鉄での同行が多いのですが、

殆どの方が、

 

『音』

 

が苦手だと言います。

地下に入ると、音が響き、

車両が来るたびに

響く音に不快感を感じるようです。

また、

時間的に込み合っている時間を避けて

乗車するのですが、

それでも、

人の中に入っていく事が

ものすごくストレスに感じるようです。

発達障がいなどによる

感覚過敏が酷い方は、

幼少期からイヤーマフなどを使い、

慣らして行く方もいて、

駅に近づくと、

不快感軽減対策をするなど、

慣れている方も・・・

でもそのような方でも、

その日の体調によって、

突然過呼吸になったり、

パニックになる不安から、

ヘルパーに同行してもらい、

気持ち的な安心感を

必要としている方もいます。

 

外出支援は

福祉サービスの中でも、

自立に向けてや、普段の生活のために

必要な支援なのです。