真実告知の先の性教育 | YUMENO-ME 心臓病ママの特別養子縁組

YUMENO-ME 心臓病ママの特別養子縁組

先天性の心疾患により
10代の頃に大動脈弁、僧帽弁を機械弁に置換。
子供を出産することを諦め
特別養子縁組への道を選択しました。

2015年12月特別養子縁組で
家族になった娘との生活
ハンドメイドをつづります。


子供の性教育について
まだしっかり考えたことはありませんでした

SNSで、おかあさんとみる性の絵本
「ぼくのはなし」を見て
男女が交わる性描写に驚きましたガーンアセアセ





こんな絵本があるんだ
でも、まだ子供に読むのは早いなぁ…アセアセ
っとその時は思いましたが
時間を置いて少し考えてみました

娘は、人体の話が好きで
よく本を読んであげるけれど
赤ちゃんの話は、受精卵がお腹の中で大きくなる
という説明だったし
真実告知も、産みのお母さんの
お腹しか登場しない
これって、いつか色々な疑問がでてきた時に
一人で思い悩むことになったりしないだろうか
という不安がよぎりました

それにネット社会の今、
YouTubeを見ている間に間違って
セクシャルな情報に晒されてしまうのも怖い

それだったら、真実告知と同様
小さいうちに性教育もしておくべきではないかと

。。。

早速、こちらの絵本を購入しました


「ぼくのはなし」では
ぼくがどのように生まれたのか
生まれたことの喜びを

「わたしのはなし」では
プライベートゾーンについて
自分の心と体を守ることの大切さを

「ふたりのはなし」では、ギリシャ神話に基いた
男女がどうして一緒に暮らすのかを

3冊セットで読み聞かせるのが
より性の理解を深めてくれる気がします

和歌山静子さんの力強く繊細な絵が
絵本を引き立てていて
もう20年以上続くロングセラーだそう

。。。

さて、この絵本を娘に読み聞かせるぞ!
っと意気込み、夫にも話したところ
いきなりの私の提案に、かなり驚かれましたハッ

「まだ早いんじゃないアセアセ?」

という心配によるもの…

それもそうですよね。
きっと世の中のお父さんに限らず
お母さんもそう感じるかもしれません
だって、親から性教育なんて
受けたことがない人がほとんどで(自分も含め)
日本では小学校高学年の時に
初めてチラッと勉強する
という認識だからです

もう少し、子供の性教育について
勉強してからにしようぼけー

そう思って今度はこちらの本を購入しました

とても読みやすい内容で
1時間程でスラスラと読み終えました

本によると
 性教育は3歳から10歳までに行うべし!
(親の言うことを素直に受け入れてくれる
小さいうちから
性にまつわるコミュニケーションの土台を
作っておくことが大切)とのことでした

それから、性教育はメリットしかない
と言う言葉に強く背中を押されました

。。。

夫にも理解を得て
ある晩、娘に読み聞かせました

娘はいつもと違う絵本だと感じとったようで
真剣に聞いていました

受精卵の実物大の大きさに驚き
時には鋭い質問もしてきたり
受精するところでは、知ってる〜と喜んだり

私自身、読むには勇気がいりましたが
子供にとっては、たくさんある絵本の中の一つで
恥ずかしい、イヤらしいなんて発想は
微塵もありません

それよりも、自分の生命の軌跡や
自分の体を大切にすること
人を思いやる気持ちを少しでも感じ取って
もらえたことの方が
大きかったように思います

それから、最後に
これはプライベートな話だから
何か聞きたいことがあれば
何でもママに聞いてねと伝えておきました

性教育も、真実告知と同様
繰り返し行なうことが大切なのだろうな

娘が明るい人生を送れるように
自分に自信を持ってもらえるように
ありのままの自分を好きになれるように
そんな願いを持って
これからも家族の絆を深めていきたいです

クローバー