いつか劇団四季の公演を
娘と見に行きたいなと思っていた先月
たまたま療育園に
劇団四季クリスマスチャリティー公演の
ポスターが貼ってありました
担当の先生に申し込みをしてもらったところ
運よく招待通知が
劇団四季の公演を無料で見れるなんて
こんな機会はまたとないと
娘以上に楽しみにしていた私です
ふたを開けてみると
通っている療育園からの参加者は
私と娘のみでした
(他の招待客は、支援学校や乳児院など
ほとんど団体さんでした)
演目が、王さまの耳はロバの耳で
娘にはまだ難しいかなと思い
図書館で本を借りてみたものの
お話が長くて全く興味なさげ
でも歌や踊りは好きだから
大丈夫かなと気楽に出掛けました
ロビーにいたサンタさんと
トナカイさんに積極的に挨拶
座席は前から五番目の良い席だったのですが
実際に案内されて行ってみると
前列にズラリと大人の方が座っていて
娘の目線から何も見えない状態でした
どこでも良いので他に空いている席は
ないでしょうかと相談してみると
見かねた担当のかたが掛け合ってくださって
最前列を案内してくださいました
大変なご厚意に感謝です
。。。
パンフレットで登場人物を
おさらいしていると
ロバの耳の王さまに恐怖を覚えたのか
怖がる娘可愛い妖精も出てくるよと
慰めて、前半は膝の上で鑑賞となりました
待ちに待ったミュージカルは
スタートから鳥肌もので
歌やダンス、役者さんの目力に圧倒されました
なんてスゴイ目力だろうと見ていると
主役の床屋さん。歌っているときに
一切まばたきしていませんでした
プロのすごさなのか
ふと娘の顔をのぞきこむと
目から涙が…
そう、娘は集中すると
まばたきしないんです
目が乾いて涙していました
それだけ集中していたんですね
前半の45分があっという間におわり
ロビーにておやつ休憩(ドーナツを)
後半は座席に座って
時折、パンフレットで登場人物を
確認しながら見ていました
ファミリーミュージカルでもある
この演目では
観客も一緒に歌を歌うシーンがあり
舞台がより近く感じれました
。。。
舞台が終わるとロビーで待っていた
キャストの皆さんと握手
一人一人丁寧に目をみて笑顔で接して
くださいました
娘も憧れの森の精に握手
王さまは怖くて近寄れず
主役の床屋さんとは両手で手を繋ぐと
「楽しかった?」と聞かれ
「うん!」とお話しできました
。。。
このチャリティーコンサート
感想を送らなければならないので
帰宅してから娘と絵を製作しました
(紙をちぎるのと、
名前を書くのは手伝いました)
左から、案内人のニボシさん
蝶の精
白いお花の精
ピンクのお花の精
右下の銀色は舞台を走っていたハリネズミ
(ラジコンのようにタイヤで走っていたので
タイヤも描き込まれています)
。。。
2歳の記憶には残らないかもしれませんが
貴重な体験をさせていただきました
チャリティー公演は、心身に
ハンディキャップをもっている方々に
いつまでも思い出に残る
本物の舞台を見てもらう招待観劇会として
毎年この時期に全国で行っているそうです
車イスや、聴覚障害のかた
娘より小さい乳児院の子供など
沢山の方が招待されていました
ハンディをもった方々、親御さんも
気兼ねなく観劇できる貴重な機会
娘がいなければ知らなかった
素晴らしい活動です
今後、ますますのご活躍を
お祈りしております