別の部屋で心電図検査を受けたあと診断室に入ると医師から「音を聞いていても分ったでしょうが…」と切り出され検査データーの用紙を見ながら説明を受ける。そう言う経緯があって本当なら初めての「内視鏡検査」の事に不安が集中するところなのに、「不整脈=薬を飲む」に気持ちが持っていかれ内視鏡検査への羞恥心には思いが至らず検査当日は平常心で迎えられた。
内視鏡検査の当日も初診の時のように血圧の測定と脈拍の測定をした、この日も脈拍の触診に時間をとったが(もう不整脈持ちと認識されているからか)特に反応はなく個室に案内される。看護師さんが昨日は寝れましたか?と聞いてきたので「不整脈と言われた事の方が気になって、内視鏡への不安は感じず眠れた」と返事すると、「今日はあまり(不整脈が)なかったですね」と言ってくれたが、その時は内視鏡に集中するよう余計なことは言わないでいてくれてるんだなと解釈していた。