どうやら歩き遍路には「長くとも平坦な車道」が好きな人と、「分け入るような山道」が好きな人とに分かれるようだがワタシは間違いなく後者だ。ただし山道が好きだからと言って決して脚力に自信があるわけではなく、どちらかというと弱い部類に入ると自覚している。
最初、遍路に出る前に予備知識として読んだ多くのブログで異口同音に「高知の海沿いの道を一日中ただ歩くだけの区間があり退屈で仕方ない」と書かれてあったので車道は退屈という認識が刷り込まれたのかもしれない。(舗装された道でも車があまり通らない裏道などは変化が楽しめて嫌いではない)
本格的な区切り打ちに出るまでの「脚力の維持」の意味合いも含め、近場の札所を巡りたいと考えているが「山道」が少ないので少しやる気薄なのは正直なところだ。(遠方から来られている遍路さんのことを考えると心苦しい限りだが)