発心の道場、徳島が終われば次は修行の道場、高知となるわけだが高知は平坦な道をただひたすら歩くイメージが強い。ワタシの苦手なアスファルトの道が続くわけだ!最初の頃は雨の事ばかり心配して「暑さ」に対する警戒心が全くなかった。
去年の4月末、高知の民宿徳増から区切り打ちをスタートさせ24番最御崎寺(ほつみさきじ)をお参りして室戸岬の麓にある評判のよい民宿に一泊。翌朝早く出発して25番津照寺(しんしょうじ)と26番金剛頂寺(こんごうちょうじ)を巡ってもまだ10時前、その日泊まるホテルのある奈半利まではあと16km位だから15時には十分つく計算だった。
ひたすら国道を歩く、いつもならまだ元気な時間帯なのに何故だか歩くのが辛くなってペースが落ちてきた。疲労が蓄積していたとか熱中症とかではないが兎に角しんどかった!原因は「暑さ」だった。この経験がワタシを「国道嫌い」にさせたのかも知れない。