「二泊三日の焼山寺往復」は捨てがたいが、さりとて焼山寺を下山したあと午後6時近くまで歩いて「金子や」さんに行くのなら、普通に順打ちをして徳島駅前に一泊する方がマシと思いはじめてきた。
前回、徳島駅から中田駅(ちゅうでんえき)まで列車に乗ってそこから18番恩山寺と19番立江寺まで歩いたと書いていたが、ホントの事を白状すると「徳島駅」手前までの車道も歩くのが嫌で17番井戸寺近くの府中駅(こうえき)から列車に乗って徳島駅まで来ている。
だから次回、徳島駅から歩いて最終の「金子や」さんまでの到着時間が早すぎると懸念するのなら徳島駅前のホテルに泊まって、翌日もう一度「府中駅」まで戻ってからスタートすれば「問題解決」するように思うが、そこは「車道を歩きたくない・無理をしたくない」派だから間近になってどう判断するか自分でも想像がつかない。
17番井戸寺から再スタートする場合、ザックリ考えると「徳島駅5:40発」の列車に乗って府中駅まで戻り「5:50」頃から歩きはじめ井戸寺を「6:10」に出発するとして、井戸寺から恩山寺まで16.8kmだから恩山寺には11時前には到着するだろう。次の立江寺までは4kmほどしかないから12時半に着いて13時を出発時間の目安にしておけば遅くとも15時半には金子やさんに到着すると思う。
井戸寺から計算すると金子やさんまでは「30km」を越える計算になる。実を言うと遍路に慣れてくるにしたがって歩く距離が減ってきて「25km」がやっと!体力は残っているが「気力」が空になってしまう。
井戸寺からは徳島市内を通るコースと迂回するコースがあって「迂回するコース」は歩いてみたい気持ちがあるので「二泊三日で焼山寺を往復して徳島駅前のホテルで三泊目、少し戻って井戸寺から再スタートして金子やさんで四泊目」が有力候補になりつつある。 (写真は立江寺から金子やさんまでの間に一軒しかないコンビニを過ぎたら前にいた“とぼけた表情が愛おしいお遍路さん”の後ろ姿)