■ 納経をせずに巡ったツケが「結願の証」の授与拒否につながるのか… | 独り言に近い「お遍路ブログ」を目指してます。

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137 思いの外あっけなく四国八十八ヶ所最後の難所を登り切り、物足りなさを感じつつ結願(けちがん)の寺88番大窪寺へ向かう。(9:08)

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先に進むと遍路休憩所があった。あれだけ切り立った岩肌を登ってきた崖の上に、こんな悠長なモノがあるとは思わなかった。(
なんだか小さい頃に冒険で小山の崖をよじ登って上にあがってみると、そこは公園だった!のような気の抜けた感じがした)、(9:09)

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ともかく標高774mの女体山(にょたいさん)を無事制覇!あとは88番大窪寺まで下るだけだが、一つ気にかかることがある。

大窪寺では遍路の区切りとして「結願の証」を戴きたいと常々考えていた、しかし遍路ブログを調べてみると「納経帳をお見せして…、云々」という記事を見つけ!心配になり出発前に納経帳の有無について大窪寺に電話をして確認したら「問題ありません」という明快な返事を期待していたが「そのことを来られた時に行ってください」という煮え切らない返事をもらった。

その経緯をJR志度駅前のコミュニティーバス停で知り合った女性遍路さん(8回巡ったとの事)に話の流れで言ったら「私は大窪寺の納経所でお坊さんが納経帳にさっと目を通して一寺抜けてるので“結願の証”は渡せませんと言われてる人を見た」と言い、そして「その遍路さんが必ず日を改めて抜けてるお寺にお参りしますから先に
“結願の証”をもらえませんか?と言ってたが拒否されていた」と付け加えた。

その女性遍路さんの話を聞いて心配が増したが、まぁ大窪寺に着いたら一番に納経所を覗いてすいていたら先に
“結願の証”を戴こうと決めていた。(リュックは背負って入り“歩き遍路”をアピールする作戦をたてて)

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休憩所では座らず先に進むと結構急な階段があり、それを下って林道に降り立った。(9:17)

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林道を下って行くと遍路道を示す矢印看板を見つけるが、予想外の上り(階段)になっている。ここへきて逆らう訳にもいかず示された通り上がっていく。(9:22)

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階段を上がり切ると、あとは本格的な下りが続いた。(9:33)

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歩きにくい急な道を慎重に降りていくと「右、奥の院0.2km」の道しるべと出会う。(9:40)

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こんな道でも「奥の院」なら行かなくてはならない、しかも200mなら尚更だ!となる所だが、トタン張りの農家の物置のような
奥の院だと知ってるので行かなかった。(200mといっても行って帰って来ると倍の400mになるし)、(9:40)

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あの道しるべでは大窪寺まであと500mとなっていたが、見晴らしの良い場所に出て来た。
(9:43)